赤ワインです。
千葉県・館山で綺麗な海を満喫してきました!
千葉に住んでいる友達に誘われるがままにやって来たのは、
千葉県の館山市の「坂田(ばんだ)漁港」。
まずは、朝5時に、漁師さんの船に乗りこんで、定置網漁を体験。
ピチピチのお魚を見て、テンションが上がってくると…
「やっぱり自分で館山の魚が釣りたい!」
となるのが、釣り人のサガです。
というわけで、今回は館山でのゆる~い熱帯魚釣りレポートです。
館山の海が綺麗な理由
それにしてもビックリしたのが、
東京の隣の千葉県にこんなキレイな海があったんだということ!
エメラルドグリーンと深い青が混ざった透明度の高い海は、
僕が今まで行ったことある場所だと伊豆の海に似ています。
それもそのはず。
ここ館山は房総半島の南端に近い場所にあって、
伊豆半島と同じように、ちょうど「黒潮」が当たる場所。
黒潮の暖かい海水は、栄養分が少なくて植物プランクトンが生育できないため、
非常に透明度が高いんです。
黒潮の影響で1年を通して水温が温かいので、
なんと館山周辺には、30種類ものサンゴが生息しているそうです。
(ちょうど館山あたりがサンゴの北限)
さらに、この時期は、
黒潮に乗ってソラスズメダイやオヤビッチャなど、
キレイな熱帯魚(季節来遊漁)がやってくるので、
見られる魚も伊豆と似ています。
(写真で青く見えているのがソラスズメダイ)
海が綺麗でシュノーケリングしたくなるので水着を持ってくるように!
…と言われて、水着も持って来ていたんですが…。
一度釣竿を握ってしまったら最後、ずっと釣りに集中してしまいそうです。
坂田漁港で熱帯魚釣り
坂田漁港は、アオリイカやメジナ・クロダイの好ポイントで、
アジ・サバなどの群れも回ってくるので、
ファミリーのサビキ釣りにもいいポイントです。
だた、釣り場となるこの堤防ですが…
収容人数は多くはありませんので、
先行者がいるときはちょっと厳しいかもしれません。
この日は、僕ら以外誰もいなかったので…
足元に餌をまいて熱帯魚たちを寄せて…
タナゴ用の極小のハリで狙います。
綺麗なブルーのソラスズメダイを釣りたいんですが、
いろいろな魚が集まってくる中で、
狙った魚を釣るのはなかなか大変。
しかも、透明度が良いので魚が丸見えで、
「ああ!お前じゃないよ!」
とか言いながら、狙った釣るのがけっこう燃えます。
お前じゃないよ!の代表格ベラ。
こいつはホンベラですが、ニシキベラがやたら多くて、
釣れる魚の90%はニシキベラです。
ベラの猛攻をかいくぐって…
釣りました!
ソラスズメダイ!
海中にいるときは綺麗なブルーなんですが、
釣り上げるとすぐに黒くなってしまうんです。
なぜソラスズメダイを狙ってたかって、
ここに連れてきてくれたファミリーが水槽で飼うため。
あれ?もしかしてソラスズメダイ捕獲要員として連れてこられたのか?
いやいや、そんなことはないはず。
他にもこんな魚も釣れました。
サビハゼくんです。
目がとてもキレイで、白いアゴヒゲがチャームポイントです。
そんな感じで釣りに熱中していたらいつの間にかお昼に…
結局、海水浴したり、磯場で遊んだりする時間はありませんでした。
港のすぐ横にはこんな潮だまりもあったので、
子供たちが釣りに飽きたら、カニを捕まえたりも面白いですよね。
地元の美味しいお魚を味わう
さて、美味しい魚が釣れたらそれを食べるわけですが…
今回は熱帯魚ばかり釣っていたので、
クーラーボックスの中はからっぽ。
それならば地元の美味しい魚を食べて帰ろう!
…ということで、
富津館山道路「鋸南保田インターチェンジ」近くにある
漁協直営の鮮魚食堂「ばんや」に寄りまして…
人気メニューの「漁師のまかない丼」を頂きました!
ワラサの刺身&漬け、マグロがたっぷりのって満足のボリューム。
1200円です。
他にも、太刀魚のお刺身、カサゴやホウボウの唐揚げ…などなど
房総沖でとれた新鮮なお魚メニューが盛りだくさんで、
何度も通っていろいろ試したくなっちゃいます。
温泉もあるとのことなので、今度はゆっくり来たいなぁ。
…というわけで、
漁師気分を味わって、釣って、食べて…楽しかった館山旅行。
連れて行ってくれた笹井ファミリーありがとうございました!