赤ワインのアウトドア日記

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多目釣り(釣行記)

目指せ世界記録!多摩川でマルタウグイ釣り!

投稿日:

赤ワインです。

世界記録を目指して、多摩川にマルタを釣りに行ってきました!

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マルタとは…

マルタ、通称マルタウグイは、
コイ目コイ科のウグイにとてもよく似た魚。

神奈川県より北の沿岸に広く生息していて、寿命は10年ほど。

川の河口部など汽水域を好んで、
ゴカイ類やエビなどの甲殻類を食べて大きくなり、
春になると、オレンジ色の婚姻色に染まったマルタが、
産卵のために川に溯上してきます。

産卵のために浅瀬にたくさん集まっているので、
橋の上から見てもすぐに分かるほどです。

多摩川などの身近な川で、
時には60センチを超えるような大物とファイトが楽しめるとあって、
近年、ルアーやフライの人気のターゲットになっています。

毎年、マルタの産卵は桜が散る頃まで。

なので、今年もそろそろシーズン終了となります。

今年はまだ一度もマルタを釣りに行けていないなぁ…。

そう思っていたところ、
JGFA(釣魚の日本記録などを管理する団体)のお魚判定員:
西野敬さんと、その息子の高校生アングラー西野勇馬くんが誘ってくれたので、
今年初のマルタ釣りに行ってきました!

目指せ!世界記録

西野勇馬くんによると、
今年のマルタは大きなサイズが多くて、
2kgオーバーも釣れているとのこと。

マルタのIGFA世界記録は、2.50kg。

この世界記録は、多摩川で釣れたマルタなので、
世界記録級のマルタを釣ることも夢ではありません。

もちろん行先は、最近2kgオーバーが釣れているという多摩川。

川は、水深や地形がすぐ変わり、
マルタが産卵に好む場所もそのたびに変わるので、
まずは川岸を歩きながら、マルタがいるポイントを探します。

そして、マルタを見つけたら、さっそく釣り開始です!

マルタウグイの釣り方

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マルタは、ルアーでもフライでも釣れますが、
今回はルアーで狙ってみます。

ルアーの場合は、小型のミノープラグやスプーンを上流にキャストして、
流れに逆らわずナチュラルに流します。

マルタは、産卵場所にたくさん群れていて、
スレ掛かり(魚の口以外のところにハリが掛かること)しやすいので、
トリプルフックではなく、シングルフックをお勧めします。

また、マルタが産卵するような浅瀬は、
夏になれば、子供たちが素足で入って遊んだりすることもあります。

トリプルフックは根掛かりしやすく、
川底に残されたルアーが子供たちの足に刺さると危険です。

そういった意味でもシングルフックの使用をお勧めします。

竿は、バスロッドでOKですが、
僕はブラックバス釣りをやらないので、ちょうどいい竿がなく、
今回使った竿は、メバルロッドです。

竿先が柔らかすぎるのでお勧めはしませんが、
バットにはパワーがあるので、使えないことはありません。

ただやっぱり竿先が柔らかいせいなのか、
アタリがあっても、なかなかうまくフッキングせず、
バラしてしまうことが続き…

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やっと釣れたのが、全長50cm、重さ1.5kg。

2kgには届きません。

続いて釣れたのが…

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全長56.5cm、重さ1.9kg。

もうちょっとで2kg。

世界記録までは、あと600g足りません。

さらなるサイズアップを狙ったんですが…
これ以上の大物は釣れませんでした。

世界記録更新…ならず!

それでも、いいサイズのマルタが良い引きを見せてくれたり、
シーバスのエラ洗いのように、目の前で水面を飛び跳ねてフックを外そうとしたり、
なかなか楽しませてくれました。

釣ったマルタは食べられる?

ちなみに釣ったマルタですが…
ほとんどの釣人は、キャッチ&リリースをしています。

むかしは東北各地で貴重な蛋白源として食べられていたそうで、
多摩川流域の川崎や狛江市周辺でも、
春の節句にマルタウグイを食べる習慣があったという話も聞きます。

小骨が多いので、ぶつ切りにして、
骨ごと食べられるように番茶の煮出し汁で半日以上煮てから、
甘露煮にしたそうです。

僕は今まで食べてみたことはありませんが、
今回も優しくリリースしました。

マルタのシーズンもそろそろ終了。

この後、多摩川はテナガエビのシーズンとなります!

こちらも今から楽しみです!

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