赤ワインです。
アウトドアでよく見かける植物の代表格「クマザサ」。
このクマザサで、なにやら美味しくて、しかもかなり薬効が高いお茶が作れるという。
これは作ってみるしかないでしょう!
クマザサとは…
クマザサは漢字で書くと「隈笹」。
冬になると、緑の葉の縁が白色にくまどられることから命名されています。
ただ、笹の仲間の見分けは難しいらしく、
クマザサでも白い隈取りがない場合もあるようです。
季節を選ばず、山にたくさん生えているクマザサですが、
厳寒の冬に雪に埋もれても、その緑を保つ生命力は驚異的で、
実はとっても栄養価が高いんだそうです。
お茶にして飲むと、
血液浄化しサラサラにする効果、抗アレネギー効果、免疫機能の活性化、
ガン細胞の増殖を弱める作用などなど、いろいろな効果があるんだとか。
ちなみに見分けが難しい笹類ですが、
クマザサじゃなくても、薬効はあるようですよ。
クマザサ茶の作り方
クマザサの若葉を摘みます。(若葉が一番栄養があるそうです)
摘んだ笹の葉を水洗いし、
キッチンペーパーなどで水気を拭き取るか、
ざるなどにあげて、水切りします。
煎った時にムラができないように、
幅1.5cmほどに揃えてハサミなどで切って、
フライパンで中火で煎ります。
笹の葉のいい香りが広がって、茶色く色づいてきたら完成。
煎り過ぎると苦みが出るので注意してください。
煎った状態でジップロックなどに密封して、
冷蔵庫に入れておけば、しばらく保存できます。
煎った笹の葉を入れたフライパンに水を注ぎ、
沸騰してから5分ぐらいまで弱火で煮出します。
せっかくの栄養分が壊れてしまう可能性があるので、
くれぐれもグツグツしないようにトロトロの弱火で煮出します。
葉が開いて、色が出てきたら火を止めて、
茶こしでこして、湯飲みに注げば完成です。
口の中に広がる笹の香りと、ほんのりとした甘さが意外な美味しさです。
ぜひ試してみてください。
オススメです!