赤ワインです。
今日は、ブログ読者の皆さんに紹介したい方がいます。
こんな素敵な写真を撮る写真家の方です。
冒険写真家の豊田直之さんです。
僕が担当していたFMヨコハマ「The Burn」などに出演してもらったことから
もう10年来のお付き合いになります。
この写真のイシガキカエルウオのように
魚を正面から撮った写真のシリーズが印象的です。
豊田さんは、釣り好きが高じて、
漁師の仕事をしたり、ダイビングのインストラクターをしたりした後、
水中写真の世界に入り、世界中で数々の水中写真を撮影してきました。
そんな豊田さんですが、世界中の海に潜って撮影しているうちに、
「この自分を取り巻く大量の海水は一体どこから来るのか?」という疑問がわき、
最近では、海から川を遡り、滝壺や沢を潜り、源流に至り、さらには山を登って、
海の最初の一滴を見つけて、撮影しています。
この写真もそんな1枚です。
ところで、今僕らが飲んだりしている「水道水」。
どこから来ていて、最初の一滴はどこなのか、考えたことはありますか?
例えば、神奈川県の水源地は、丹沢、宮ヶ瀬、道志などです。
豊田さんはそういった水源地で写真を撮影していて、
豊田さんの写真を見ると、想像していた以上に水がキレイだと感じます。
上の写真も実は神奈川県の水源地:奥相模湖(道志川)で、
川底から川面を見上げて、タイミングよく枯れ葉が流れてきたところを
撮影したものなんだそうです。
身近にも残されているこんな素晴らしい自然を多くの方に伝えていこうと、
豊田さんがされている活動が「ビジュアルコンサート」。
豊田さんが撮影した作品を映画のようにコンセプトを盛り込んだスライドショーにして、
このスライドショーからインスパイアされた曲を作曲家が作り、
さらに、このスライドショーを上映しながら、プロの演奏家が曲を生演奏する…というもの。
このビジュアルコンサートを含めた「水育」の活動のために
豊田さんが立ち上げたのが、NPO法人 海の森・山の森事務局です。
ぼくもNPO法人海の森・山の森事務局の活動を応援していて、
わずかではありますが、個人的に寄付をさせて頂いたり、
番組で紹介させて頂いたりしています。
そして、このNPO法人海の森・山の森事務局での「水育」活動を、
さらに大きなステージで展開して、より多くの方に自然のことを伝えていくために、
豊田さんは今、皆さんのサポートを必要としていて、
クラウドファンドREADYFORで支援を呼びかけています。
活動に興味がある方、応援したい!という方は、
ぜひコチラをご覧ください。