赤ワインのアウトドア日記

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登山

森林限界を超えて。日本百名山「金峰山」登山!

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赤ワインです。

日本百名山「金峰山」に登りました!

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FMヨコハマのアウトドア番組「The Burn」で結成された
「ザバーン登山部」のメンバーで行った「廻り目平キャンプ&金峰山登山」。

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レポート第1弾「廻り目平キャンプ場
レポート第2弾「金峰山川フライフィッシング
レポート第3弾「グルメ&ライブ 夜の宴」でお伝えしたように
初日は、ロッククライミングやフライフィッシングを楽しんだ後、
日本のヨセミテと呼ばれる「廻り目平キャンプ場」でキャンプ&宴。

翌日は朝4時に起きて、金峰山に登ります。

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早朝から太陽が顔をだし、とてもいい天気です。

やっぱり朝はコーヒー。

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ウインドマスターでお湯を沸かし、
コーヒーをいれて飲んでいると…

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隣りではモンベルチームのお2人が、
なんと朝からご飯を炊いて、卵を焼いて、
山頂で食べるお弁当を作っているではありませんか!

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ピクルスも載せて、彩も綺麗。とても美味しそうです!

お弁当を作っているメンバーもいれば、朝はゆっくりなメンバーもいて、
出発予定時間の朝5時を30分ほど遅れて、全員そろって出発です!

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今回の登山部のメンバーは、
部長の山岳系ミュージシャンOJI
シンガーソングハイカー加賀谷はつみちゃん、
ザバーンDJ井手大介、ディレクター辰巳、
mont-bellから設楽さん、鈴木さん、
ティムコからFoxfireの広報担当の斉藤さん、
CASIOからPRO TREKの開発担当の牛山さん、
そして、ぼく赤ワイン。

このメンバーで、標高2599mの金峰山山頂を目指します!

登山開始!

キャンプ場を出れば、登山道入り口。

キャンプ場から金峰山山頂へは標高差1000m、
コースタイムで4時間ほどです。

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最初1時間ほどは、川沿いの開けた緩やかな道が続きます。

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途中、大きな岩を見つけると、
昨日ロッククライミングを初体験したチームは、
どうやって登るのかな?なんて話をしています。

1時間ほど歩いて、川に架かる橋を渡ると、
本格的な登り坂のスタートですが、その前に小休憩。

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登山の楽しみと言えば、休憩とその時に食べる行動食。

今回の行動食は、甘納豆です。

なんでも登山家の加藤文太郎さんが甘納豆を行動食としてしていたそうで、
厳冬期の山中では甘納豆をお湯に入れてお汁粉のようにして食べていたんだとか。

それはそうと、上の写真で休憩中の井手君がかっこいい。

モデルみたい…って、もともとモデルですけど。

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さぁ、この橋を渡ると、林の中へ。

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勾配も出てきますが、今まで登ってきた山のようにキツイ登り坂はありません。

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アイゼンが必要なほどではありませんが、雪も少し残っていました。

途中、花木の王様と言われるシャクナゲの群生地もあります。

廻り目平キャンプ場周辺のシャクナゲは既に咲いていたのですが、
この辺りは、まだ花は咲いていませんでした。

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シャクナゲ越しに見える瑞牆山(みずがきやま)。

岩肌の山頂がカッコイイ。

林の中を歩いていて、途中、突然にこんな景色が見えると、
思わず足を止めて見入ってしまいます。

PRO TREKを試着!

ところで、今回ザバーン登山部には、
CASIOの牛山さんが初参加してくれました。

牛山さんは、方位・気圧/高度(標高)・温度を高精度で計測できる
アウトドアのための時計「PRO TREK」を開発しています。

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ちなみに、僕は普段、腕時計を全くつけません。

小学生の頃に、CASIOのDATA BANKが欲しくて
(80年代に流行った電話帳・電卓機能付き腕時計)
親に買ってもらって授業中もずっといじっていました。

大切にしていたその時計をなくしてしまい、とてもショックを受けたのですが、
そのかわりに父親が勤続何十周年で会社からもらった腕時計を譲ってくれました。

ところが、この時計もまたなくしてしまい、それから一切腕時計はしなくなりました。

…ですが、PRO TREKにはめっちゃ興味があります。

小学生の頃、データバンクを見て
「電話帳になるの?すげぇ!!欲しい!」と思ったのと同じ気持ちで、
「標高も方位も分かるの?すげぇ!欲しい!」と思ってしまうのです。

まぁ、なんというかとても男心をくすぐる時計なのです。

そんな僕の心を知ってか、
牛山さんが「ぜひつけてみてください!」と言うので
お言葉に甘えてお借りして、PRO TREKを装着して登ってみました。

まず標高が分かるので、
地図で現在地を確認するときに目安になって便利。

さらに少しずつでも標高が上がっていくのが分かるので、
確実に山頂に近づいているのが実感できて、気持ちよく登れます。

実際に使ってみると、ますます欲しくなっちゃいましたね。

タイドグラフ(潮の干満)機能が付いた釣り人向けモデルもあるそうなので、
非常に迷うところです。

…というより、間違いなくこっちですね。

森林限界を超えて…

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標高2420mの金峰山小屋に到着。

ここまで来れば、もう少しで山頂です。

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山小屋からの景色を楽しみながら休憩です。

ここからは森林限界を超え、ハイマツが群生する岩場を登ります。

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ザバーン登山部としては、初めての森林限界超え。

視界を遮る高い木がないので、全方位見渡せて、テンションも上がってきます。

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岩場なので足元に気を付けて30分ほど登ると…

金峰山山頂ライブ

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ついに登頂です!!

日本百名山の1つ金峰山!

長野県から登り始めましたが、山頂は山梨県です。

やはり森林限界を超えた山頂は、
360℃全方位見渡せて、見晴らしは最高です!

山頂の標識がある場所からさらに大きな岩が積みあがっているので、
やっぱりここは一番高い場所まで登って…

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気持ちいい~!!

この岩の上でなんとOJIとはつみちゃんがライブ!

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景色がいいからなんでしょうか?

気分がいいからなんでしょうか?

空気が乾いているからなんでしょうか?

山頂で聴くライブは最高なのです。

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ライブを見終わった後に、
みんなでミュージシャンになりきって?
バンドの「アー写」風に記念撮影!

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登山部でバンドデビューした時には、この写真を使いましょうかね(笑)

そんな撮影をしていると、雷がなり、小雨がパラついてきたので…

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山頂近くにある金峰山名物の「五丈岩」を眺めつつ…急いで下山。

雨が本格的に降り出さないうちに金峰山小屋まで下山して、昼食タイムに。

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よし!今日もマルタイの棒ラーメンを作るぞ!…と準備をしていると…

痛っ!なんか上から落ちてきた!

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正体はなんと1cmはある大粒のヒョウ!

当たるとちょっと痛いです。

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こんなにヒョウが降っています。

しばらく経つと雨に変わってきたので、
山小屋の中に避難させてもらい、昼食。

雷がやみ、雨が小降りになってから、
登りと同じルートで下山しました。

廻り目平キャンプ場でキャンプしてからの金峰山登山、
最高の思い出になりました!

ザバーン登山部、部長のOJI、そして部員の皆、ありがとうございました!

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