赤ワインです。
長袖・長ズボンを着ていたら、蚊に刺されない…
と思っていませんか?
それは間違いです!
夏のアウトドアで必ず出くわす強敵
「蚊」をなめちゃいけません!
…とは言っても、実は僕も長袖を着ていれば大丈夫だと思っていました。
それが覆されたのは、
アウトドアウェア&ギアのブランド「Foxfire」の展示会。
Foxfireのアウトドアウェアに使われている
蚊やマダニを防ぐ「スコーロン」素材の実演コーナーでした。
スコーロンは、アース製薬の開発した防虫剤を、
帝人グループのナノレベルの接着技術で生地に固定した防虫繊維で、
スコーロンを使った防虫ウエアは、
蚊がとまっても、刺さずに逃げていく…という画期的な素材です。
このスコーロンの効果を実演するために、
片手に通常のアームカバーとグローブを
反対の手には、スコーロン素材のアームカバーとグローブをつけ、
それぞれ蚊が30匹ほどいる中に10分ほど手を入れ、
どのくらい蚊に刺されるか…という実験です。
(実験台となったのは、アウトドア雑誌「ガルヴィ」編集部の風間氏)
すると…
手を入れるとすぐにグローブの上に蚊が集まってきました。
そして、10分後、グローブ、アームカバーを外してみると…
スコーロン素材のアームカバー、グローブをしていた手(左)は、
刺されたのは1ヵ所のみ。
ですが、通常のアームカバー、グローブをしていた手(右)は、この通り。
なんと10ヵ所以上、刺されています。
驚いたのは、アームカバーやグローブをしていたのに
その上からかなり蚊に刺されてしまった…ということです。
血を吸うのはメスの蚊だけ。
子孫を残すために血を吸って栄養を蓄えよう!
…とするママ達の吸血っぷりはハンパじゃありません。
ハリは繊維の隙間から皮膚まで届いてしまいます。
これにはビックリでした。
長袖やタイツだけでは、蚊の対策にはならないということなんですね。
そして、スコーロンの防虫効果にも驚きました。
これは、渓流での釣りはもちろん、
夏のキャンプやBBQ、トレッキングにもマストアイテムとなりそうですね!
PS.
身を張って実験に協力し、手がパンパンになってしまったガルヴィ風間さん、
本当にお疲れ様でした。