赤ワインです。
登山もキャンプも一度に楽しみたい!
ってことで、トレッキング&キャンプに行ってきました!
向かったのは、富士山を望む絶景が楽しめるという「十二ヶ岳」です!
トレッキング&キャンプの魅力
キャンプ場まで車で行って、
キャンプ場にテントを張り、そこをベースキャンプにして
登山やトレッキングを楽しむというスタイル。
僕がこのトレッキング・キャンプの楽しさを初体験したのは、
「日本のヨセミテ」とも言われる廻り目平キャンプ場をベースに、
日本百名山の1つ「金峰山」を登った時でした。
この時のレポートは…楽しすぎて4回に分けて書いたくらいです。
(レポートは…その1、その2、その3、その4)
初日は、キャンプ場周辺でクライミングやフライフィッシングを楽しんで、
夜はみんなで焚火を囲みながらご飯を食べ、
次の日に金峰山に登り、下山してからちょっとキャンプ場で休んで帰宅。
この時感じたのは、登山・トレッキングとキャンプを組み合わせると、
それぞれ単独で楽しむよりもメリットがたくさんあるなぁということです。
*キャンプ場に荷物を置いたまま山に登れるので必要最低限の装備で登れる。
*キャンプだけでは感じられない四季の変化や自然を感じられる。
*天候不良で山に登れなくなってもキャンプという楽しみもあるので諦めがつく。
*疲れたまま家路につかず、キャンプ場でゆっくり1泊してから帰ることもできる。
*登山で自然を感じた後、急いで都会へ戻るのではなく、ワンクッションおける。
*登山だけよりも、子供たちの食いつきがいい
僕が思いつくのはこんなところですが、
人によって、もっと色々なメリットがあると思います。
西湖から十二ヶ岳へ!
さて、今回、僕らザバーン登山部が向かったのは、西湖畔のキャンプ場:西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」。
このキャンプ場をベースキャンプにして、
目の間にそびえる十二ヶ岳(標高1683m)に登って、
富士山を望む絶景を楽しむ計画です。
朝キャンプ場に着いたら、まずは必要な荷物だけをザックに詰め込んで出発!
キャンプ場から見える十二ヶ岳山頂。
あのゴツゴツした山が十二ヶ岳です。
西湖キャンプ・ビレッジ「ノーム」からは、
道路を渡って2~3分歩けば登山口に到着。
この桑留尾登山口からが十二ヶ岳への最短ルートとなります。
標高差774m、コースタイムは登り2時間10分、下り1時間45分。
登山初心者でもこなせるルートですが、
積雪期にはアイゼンなど雪山用の装備が必要になるので注意してください。
登山道は急な登り坂からスタート。
約2時間で800m近い標高差を登るということで、
急な登り坂が多いコースです。
振り返ると、時折、木々の間から富士山が覗いています。
ちょっとしたアスレチック気分が味わえるのもこのコースの魅力で、
ロープを頼りに登る傾斜20度ほどの斜面や岩場もあります。
そして、スタートから2時間で山頂に到着!
十二ヶ岳山頂で登山部メンバーを待っていたのは…
正面に富士山がドーン!
樹海の原生林、水面がキラキラと輝く西湖、
足元にはベースキャンプ地のキャンプ場までもが見渡せます。
空気が澄んでいる冬ならではの景色です。
この日は風も強くなくポカポカ陽気だったので、
この絶景をおかずに、さっそく山頂レストラン!
メンバーみんなが思い思いのランチを作って食べます。
僕はというと、いつもは棒ラーメンが多いんですが…今回は新たなメニュー!
山頂でマウンテン・ピタパン!
そう、今回はピタパンです!
やっぱり山では温かいものが食べたいので、ピタパンもちゃんと温めます。
下界だったらフライパンで軽く焼くと美味しいのですが、ここは山頂。
パンがのせられる大きなフライパンはないので、ちょっと工夫をします。
深めの鍋に水を薄く張って、その上に割り箸を割ってクロスさせ、
パンが水に浸らないように置きます。
そして、火をつけて、水が沸騰したらフタをして、1分ほど蒸らします。
1分蒸らしてピタパンが温かくなったら、
缶詰の照焼き風チキンや、ガパオ(鶏のバジル風炒め)を挟んでいただきます!
うん!美味しい。
もちろんランチの後はコーヒーを淹れて、ゆっくり景色を楽しみます。
登った者だけが味わえる贅沢な時間ですね。
下山してからはキャンプ場でゆっくりと…
山を下りてベースキャンプの「西湖キャンプ・ビレッジ・ノーム」へと戻ると、
日暮れまで時間があったので、もうひと遊び。
透明感あふれる西湖にカヤックで漕ぎ出し、
夕暮れまで湖上でゆっくりとした時間を過ごしました。
もちろん、日が沈んだら、焚火。
今回は、焚火にダッチオーブンをかけて、おでんで温まります。
こうやって楽しい1日が終わっていったわけですが、
実は今回は、アウトドア雑誌「ガルヴィ」の取材で行きました!
なので、今日12月10日発売のガルヴィに、
もっと詳しいレポートを掲載させてもらっています!
DJ井手大介を始めとしたザバーン登山部のメンバーが出演、僕が文章を書いています。
写真もとてもいいのでぜひ見てみてください!
ザバーン登山部1年間の登山振り返りなんかも載っています!