赤ワインです。
お盆はどこにでかけましたか?
僕は、仕事があって遠出はできないので近場で遊ぼうと思っていたんですが、海も山もどこに遊びに行くにも渋滞と混雑は避けられなそう。
どこか渋滞も混雑もなく遊べるいい場所はないのかなぁ?と考えていたら、都会で遊べるアクティビティーがあったことを思い出しました!
みなとみらいでSUPが楽しめる!
横浜のベイエリア「みなとみらい」で楽しめるSUPです!
SUP(サップ)は、スタンドアップパドルボードの略。ボブサップとは関係ありません。
大きめのサーフボードに立ってパドルで漕ぎ、クルージングしたり、波に乗ったりするハワイ発祥の水上スポーツです。
サーフボードよりも大きいので浮力が高く安定していて、波がない川なら誰でも立てて、ほぼ落ちることはありません。
日本でもここ数年で急激にファンが増えていて、海だけではなく、湖や川でも楽しまれています。
このSUPを使ったクルーズに連れて行ってくれるのは、大岡川桜桟橋を拠点にみなとみらい地区でのSUPクルージング・講習会を行っている横浜SUP倶楽部です。
柿澤代表を始め横浜SUP倶楽部のメンバー、そして冒険写真家でNPO法人 海の森・山の森事務局の豊田直之さんと。
大岡川からみなとみらいへクルーズ
京急線の「日ノ出町」駅から徒歩3分という非常に便利な場所にある横浜SUP倶楽部のクラブハウスに集合し、目の前の大岡川桜桟橋から入水!
都会を流れる大岡川の水って汚くないの?と思われる方も多いかもしれません。
僕は大岡川でSUPをするのは2回目なんですが、前回4月に来たときは川の底が見えるくらい水が澄んでいました。
が、今回は、水は濁って少し臭いもあります。なるべくなら水には落ちたくない感じです。
さてさて、桜並木を眺めながら大岡川をゆっくり30分ほど下って、JRの高架をくぐると、みなとみらいが見えてきました。
もう少し行けばランドマークも見えてきそうです。
みなとみらいエリアに入ると、堀がなく、岸と水面が近いので開放感があります。
ランドマークも見えてきました!
そういえば、今、土曜日の朝7時。
ランドマークタワーの10階にあるFMヨコハマのスタジオからはDJ井手大介がアウトドア番組The Burnを生放送中です。
もしかしたらスタジオから見えるかも?!
携帯でradikoをつけて、ランドマークに近づいてみます。
スタジオから見えてるかな~?
スタジオへのホットラインで連絡してみると、スタジオから僕らがしっかり見えてるとのこと!
生放送でも紹介してくれました!井手君、ありがとう!
生き物が豊富なみなとみらい
今回SUPでみなとみらいをクルーズしてみてビックリしたのが、意外なほどに生き物が豊富だということ。
シーバス(スズキ)はいるかな?なんて釣り人目線で海を見ていたんですが、意外な魚が見つかる見つかる。
特によく見かけたのがこの魚。
どこにどんな魚がいるか見えますか?
真ん中のやや下です。
拡大してみます。
まるで飛行機のような形で泳いでいる3センチくらいのこの魚は、トビウオの赤ちゃんです。
パドルでバシャバシャしたりするとビックリして飛ぶんですよ。
色もカラフルでとってもキレイです。
このトビウオは、みなとみらいから大岡川までいたるところにいましたね。
そして、もっとビックリしたのが、ランドマークの目の前で見かけたこの魚。
大きさは、20センチ弱。
何の魚か分かりますか?拡大してみましょう。
そうです。最大で1.5メートル以上に成長する魚シイラです。
こんな小さな幼魚がここにいるということは、この辺りで産卵しているということでしょうか?
いやービックリしました。
それにしても、このシイラ、SUPで近づいても全然逃げないので、最初は「弱っているのかな?」と思ったんです。
でも、そうではなくて、SUPは魚に警戒されないんですよ!
やっぱりSUPで釣りをしたら楽しそうですね!
他にも、もちろんシーバスも見ましたよ!
やっぱり橋脚の近くにいましたね。60センチほどでした。
まるでゲーム!?SUPで大岡川リバークリーン
そして、今回のSUPはただクルーズするだけではありません。
横浜SUP倶楽部と、NPO法人 海の森山の森事務局の豊田さんが行っている大岡川のリバークリーンを手伝うことも目的の一つです。
海のゴミの多くは川から流れてきます。
海をきれいにするには、川をキレイにしなくてはいけません。
さらに言えば、その川の水は、多くは陸から風などで運ばれてきます。
スタートしてすぐにビニールゴミを発見。
SUPを寄せてパドルですくうんですが、これが初心者には難しい。
SUPにスピードがあると、水流を発生させてしまってゴミがとりにくいので、うまく惰性でビニールの横につくように操作するんです。
これを繰り返していたら、だんだんSUPの操作に慣れてきました。
いろんなゴミが落ちています。
紙パック、カイロ、お菓子の袋、財布(中身は空)まで。
で、そのゴミによって回収のしやすさが全然違うのです。
一番楽なのは大きなビニール袋。これはパドルで簡単に回収できます。
同じ袋でも小さいお菓子の袋はちょっと難しい。水流をなるべく起こさないようにパドルですくいます。
さらに難しいのは、ペットボトル。
パドルで寄せてから手で取りますが、この時、バランスを崩さないようにしないといけません。
だから僕が拾ったゴミは、比較的簡単なビニールが中心。
中には電気ウキなんかも…。釣りに関するゴミが多いのにも心が痛みます…。
横浜SUP倶楽部代表の柿澤さんや
冒険写真家の豊田さんは難易度の高いゴミもたくさん回収。
桟橋へと戻りました。
これが釣りなら大漁旗を掲げて戻るくらい、ゴミが大漁!!ですが、本当は大漁であってほしくないですね。
ところで、SUPでリバークリーンをやってたらとても楽しくて、思い出したのは「スポーツGOMI拾い」。
「スポーツで、街をキレイにする!」をキーワードにした面白い活動で、街でチーム別にゴミ拾いをしながら、拾ったゴミによってポイントがあって、最終的に集めたゴミの総ポイントを競うというものです。
SUPでも拾うゴミによって難易度も違うので、その難易度によってポイントをつけて、競い合ってみたら絶対面白い!
さらにゴミが集まりやすいポイントなどを見つける面白さもあります。
大きな初心者用ボードは機動性が低いかわりにゴミを安定してたくさん載せやすいけど、逆に機動性の高いボードはゴミがあまり乗らず落ちやすい。なんていう面白さも。
ゴミ拾いSUP大会どうでしょうか?開催したい!