赤ワインです。
アウトドアを中心に雑誌・WEBの執筆、イベントのプロデュースなどをしています(FBページ、twitterもやってます)。
キャンプで焚き火の楽しさに目覚めたら、次に凝ってみたくなるのが…火起こしと薪割りです!
そんな薪割りをテーマにしたイベント「薪割クラブ」が開催されたので、遊びに行ってきました。
薪割クラブは、都心から一番近い、23区内にあるキャンプ場「若洲公園キャンプ場」で2月18日に開催されたイベント。
薪割りをテーマにしたイベントなんて…面白そうだけど、ずいぶんマニアックなイベントを企画したなぁ。一体どんなお客さんが来るのかな?
そんなことを考えながら若洲公園キャンプ場へと行ってみたら、すでにファミリーやカップルがたくさん遊びに来ているではないですか!
なかなか楽しいイベントだったのでレポートをお届けします!
まず、斧で薪を割ろう!
このイベントでは、まず薪割り体験からスタート。
普段はキャンプ場に行って薪を買えば、既に使いやすいサイズに割ってありますが、丸太を割るところから始めるのがこのイベントの面白いところ。
薪を割ったら、その薪を使っていろいろなアクティビティにもチャレンジできます。
ギックリ腰が完治していない僕に代わって、薪割りにチャレンジしてくれたのは、FMヨコハマのアウトドア番組The Burnのディレクター辰巳くん。
まずは、優しいイベントスタッフが斧の使い方を教えてくれます。
周りの安全を確認したら、足を肩幅に開いて、斧を正面に構えます。
そして、斧を身体の中心線に沿って正面頭上へ振り上げて、振り下ろします。
この時に上半身は使わずに、膝を深く曲げて腰を低く落とすようにするのがポイント。
こうすることで、勢いあまって斧が自分の脚に向かってくるのを防げるうえ、チカラ任せにならずに斧の重みを最大限に活用できます。
なかなか上手いじゃないですか!
パコーンと真っ二つに割れた時の気持ち良さ。無心になって集中してしまいますね。
斧を使った薪割りが体験できるのは大人だけですが、安全に薪を割って「焚き付け」を作れる「キンドリングクラッカー」は子どもでも体験できます。
薪をキンドリングクラッカーの刃に当てて、上からハンマーで薪を打てば、パコーンと割れちゃいます。
子どもたちはこれが楽しいようで、薪が細くなるまで何度も何度も割っていました。
ピザ窯で美味しいピザ作り
そして、お次は薪を使ったアクティビティにチャレンジ。
まずはピザ窯でのピザ体験!
本格的なピザ屋さんで見かけるこんなピザ窯。薪を使って窯の中が400度にもなるピザ窯を使って、本格的なピザが作れてしまうのです。
まずは、生地作りから。
ピザ生地には発酵した際の空気が入っているので、手で押して空気を抜いていきます。
しっかり抜かないと焼いたときに膨らんでしまいます。
続いて、生地を伸ばして成形していきます。よくピザ職人さんが生地を回してるアレですね。
もちろん回したりせずに、簡単に伸ばす方法を教えてくれます。
生地を伸ばしたらトッピング。
今回はマルゲリータなので、トマトソースを塗ってチーズを載せ、その上にバジル。
さらに、パルメザンチーズをふりかけて、オリーブオイルを一回しでトッピング完成。
400度に暖めたピザ窯に投入。
焦げないように、途中で向きを変えて…
ものの1分で焼き上がりです!早い!!
実は高温で短時間で焼くのが美味しいピザのポイント。外はカリッ、中はモチッと仕上がるのです。
お味の方は、かなり本格的。とても美味しかったです。
ちなみに、このピザ窯、若洲公園キャンプ場ではイベント以外でもレンタルも行っています。
ピザ生地などの食材もセットになっているので、いつでもチャレンジできます!
まさかのワイルド感!フランクツリー
続いて、焚き火ラウンジで焚き火に薪をくべて、まったりと休んでいると、このイベントを主催する株式会社ヒーローの高田さんから「フランクツリーやってみます?」との謎のお誘いが。
フランク……ツリー?
そして、渡されたのがこれ。
たまに木の枝にマシュマロを刺して、焚き火で焼いたりはしますが…
木の枝のような金属製焚き火フォークに、でっかいフランクを10本…合計1キロ弱も刺して…
一本ずつ焼いた方が効率もいいのに、無駄に10本も刺してかなり重いっていうワイルドさ。
しかも同時には焼けないという…笑
焼けたフランクから食べていくと…すっごいジューシーで美味しい!!
高田さん、フランクツリー最高でした!
ってなわけで、薪を通していろいろなアクティビティを楽しめた薪割りクラブ。
今度は、薪で五右衛門風呂…は難しくても足湯とかもあるといいなぁ。
きっと来年もあるでしょう!お楽しみに!