赤ワインのアウトドア日記

釣り、キャンプ、登山、カヤック…。アウトドアライター赤ワインがお届けする楽しいアウトドア情報

アウトドアレポート

初めてのワークショップ先生

投稿日:

赤ワインです。

三浦半島の南端:城ケ島で、10/13(日)14(月)に開催されたイベント
『STEP CAMP 城ヶ島 秋の外遊び&防災キャンプ』で、
初めてワークショップの先生をやってきました!

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あ、どうも、赤ワイン先生です。

STEP CAMP」は、
アウトドア体験をしながら防災スキルも学べる…楽しく役立つイベント。

このイベントの目玉の1つが、
ケリーケトル体験、スモーク料理体験、
表札作り、スラックライン、フライングディスクなど、
公園の広場を使ってめいっぱい外遊びを楽しむことができるところです。

例えば、僕も愛用しているアウトドア用バーナーのメーカーSOTOのブースでは…

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バーナーを使い、スモークウッドに火をつけ、段ボールでスモーク料理体験。

スモークができる間に、バーナーを使って表札作りもできちゃいます。

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子供たちが楽しそうに表札を書いているのを見るだけで、
こっちまで笑顔になっちゃいます。

果たして、ぼくもワークショップ先生として子供たちを笑顔にできるのか?!

僕が担当したのは、その中の1つ、
ケリーケトルという、
防災にも役立つアウトドアギアの使い方を体験をするワークショップ。

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ケリーケトルというのは、
アイルランド生まれの燃焼器具。

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普通ならガスなりガソリンなりアルコールなりの燃料を使って、
バーナーでお湯を沸かすわけですが、
このケリーケトルは、その辺に落ちている小枝や松ぼっくり、
さらには、乾いた動物のフン?!など、
自然の燃料を使って焚火をしながら、お湯を沸かせます。

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今回の一般の方向けのワークショップでは、
小枝の代わりに、燃えやすい牛乳パックを1個使って、
500mlのお湯を沸かします。

まず、火皿に牛乳パックをちぎって入れ、着火ファイヤー!

軽い焚火です。

火が着いたら、その上にケリーケトル本体を置くんですが、
ケリーケトルは、中が空洞の煙突状になっているので、
火皿の上に置くと、すぐに火がトルネード上になって吹き上げてきます。

そして、煙突の周りの部分が二重構造になっていて、
その中に水が入っているので、
とても熱効率よく、水を温められるんです。

牛乳パック1個分の燃料で、わずか5分で
500mlのお湯を沸かすことができるのに、
皆さんビックリされていました。

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子供たちもこの真剣な眼差し。

子供は年齢によって理解度も違うので、
話す内容も変えなくてはいけないし、
火を使うワークショップなので安全にも十分注意しなくてはいけません。

もっと経験を積んで行かなくては…。

でも、ワークショップの後、
この親子に偶然また出会ったんですが、
その時に、子供たちが「さっき楽しかったよ~!」と言ってくれたのが
とても嬉しかった。

ちなみに、このイベントでは、
事前に申し込んだ方が、テントでの宿泊体験をすることもできたんですが、
その宿泊体験者に向けたワークショップでは、
公園の中で、松葉や小枝、松ぼっくりなど、
燃やすものを探すところから始めました。

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これには、子供たちもさらにテンションが上がっていましたね!

ケリーケトルは、100年も前からある道具だそうですが、
こんなふうに身近にある小枝など、
今風に言えば「バイオマス燃料」を使って、
災害時でもお湯が沸かせます。

しかも、アウトドアでは焚火感覚で楽しくお湯を沸かせるのもいいところ。

今度は、ケリーケトルを山頂まで持って行ってコーヒーを沸かしたいぞ~!!

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