赤ワインです。
今年もそろそろテナガエビ釣りの季節がやってきますね!
テナガエビが待ちきれないので、
多摩川に調査に行ってきましたよ!
テナガエビ釣りの魅力
「身近で、簡単に、楽しく、美味しい食材が調達できる!」
これが何と言ってもテナガエビ釣りの魅力でしょう。
「GWの旅行は安近短」なんてことを聞いたりしますが、
釣りで「安近短」と言えば、このテナガエビ釣りですね。
★身近で
多摩川、荒川、江戸川など都市河川の下流部でよく釣れます。
テトラやゴロタ石などがあれば、そこにはテナガエビが潜んでいる可能性が高いです。
★簡単に
用意するものは、3つだけ。
川小物用の「のべ竿」、テナガエビ釣り用の仕掛けセット、餌のアカムシ(なければカニカマ)。
全部買っても2000円以内でおさまります。
狙うのは、テトラの隙間などなので、足場がいい場所を選べば子供でも楽しめます。
★楽しく
テナガエビ釣りは、ザリガニ釣りとは違ってハリを使います。
ハリがテナガエビの口もとにしっかりと掛かると、
テナガエビがどうにか逃れようと暴れて、
小気味いい引きが楽しめます。
★美味しい
テナガエビは、居酒屋のメニューにある「川エビのから揚げ」のエビ。
パスタにも使われたりします。
揚げて食べるとパリパリととても美味しいです。
テナガエビが釣れたら、
水をはってエアレーション(ブクブク)をつけたクーラーボックス(昆虫箱でも)に入れ、
しばらくドロ抜きをしておくとさらに美味しく食べられます。
2014年4月現在、テナガエビの状況は?
さて、2014年のテナガエビの状況はどうなのか?
川崎エリアの釣りのことなら
大師にある勇竿釣具店に聞くのが一番いいってことで、
聞いてみました。
多摩川のテナガエビは、例年ですと今頃(4月下旬)から釣れ、
5月中旬にピークを迎えますが、
今年2014年は、まだ釣れ出した情報はありません。水温がまだ低い事が原因と考えられ、
ピークも例年に比べ遅くなるかもしれません。
なるほど。
「まだ釣れていない…」ということですが、
そう言われても自分の目で確かめたくなるのが釣り人の性。
4月25日(金)夕方、多摩川の六郷橋付近でテナガエビ調査してきました。
多摩川でテナガエビ調査
アカムシをエサに使い、仕掛けを投入しますがなかなかアタリがありません。
テナガエビ釣りは、エサが底まで沈んだ状態で、
浮きが水面下10cmくらいに沈んでいるようにします。
そして、テナガエビがハサミでエサを掴むと、
浮きがスーッと横に動いたり、モゾモゾ動いたりしますので、
そこから30秒ほど待ってからあげてみます。
すぐにあげてしまうと、まだエサを食べていないのでエサを離してしまうし、
あまり待ちすぎると巣にもぐられてしまい、引っ張り出せなくなります。
浮きが一気に沈み込むようなアタリがあった場合は、
テナガエビではなく、ハゼのアタリです。
今回も最初に釣れたのは、テナガエビではなく、ハゼの仲間の「チチブ」でした。
チチブは釣れてもテナガエビは全然釣れません。
やっぱりまだテナガエビはいないんでしょうか?
ちなみに、テナガエビは夜行性。
昼はテトラの中などの巣に隠れていて夜になると巣から出て活発に動き回ります。
最盛期では、ライトを当てるとテナガエビがウジャウジャいるのが見えるほど。
なので、テナガエビがいるか知りたければ、
暗くなってから水面にライトを当ててみれば分かるはずです。
すると…いました!
まだサイズは小さいながらもチラホラとテナガエビの姿が見えました。
まだ手も短いこんなサイズなので、
本格的に釣れ出すのはもう少し後になりそうですね。
せっかくなのでウナギ釣りも…
夜からは、高校生アングラーの西野勇馬くんと合流して、
多摩川でウナギを狙ってみます。
ウナギもこれからがシーズンですが、
シーズン始まったばかりの方が、ウナギがお腹を空かせているのか
良く釣れる時が多いとのこと。
ちなみに、僕もウナギは釣ったことがありますが、
リリースサイズばかりで、食べられるサイズを釣ったことはありません。
勇馬くんは、数々のIGFA世界記録を持っているんですが、
ウナギの世界記録も持っていて、0.95kgが世界記録なんだそうです。
そんなにデカくなくてもいいから、美味しいサイズが釣れるといいなー。
この日は、川の流れが早くて、あまりウナギ向きのコンディションではない…
とのことでしたが、釣果の方は…
勇馬くんが釣り上げた美味しいサイズ1匹、リリースサイズが1匹。
僕は0匹でした…。
蒲焼ゲットならず…。
残念!またテナガエビとともにリベンジしたいと思います!