赤ワインです。
「東京モーターショー2017」のプレスデーに行ってきました。
僕が感じた感想をザザッと書き留めておきます。
ちなみに、僕とクルマの関係ですが…
3才の頃はクルマ好きで、道ゆく車は全て言い当てられたようですが、その後、クルマとは無縁な生活を送ってきました。
社会人として会社の車を運転することはありましたが、仕事の道具という感じ。
クルマが好きになったのは、1年前に自分のクルマを買ってからで、仕事でいろいろな場所に行くようになったのをきっかけにクルマが好きになりました。
そんなわけで、何年にもわたって自動車業界を追いかけてきているわけではないので、くわしいレポートや解説は専門サイトに譲るとして、いちアウトドア愛好家から見た東京モーターショーの感想を書いてみようと思います。
未来はグッと近づいている!?
東京モーターショーを見て、まず全体として感じたのは、僕らが描いていた「未来」はかなり近づいてるのかなーということ。
コンセプトカーって昔はもっと「近未来」のクルマだったような気がしますが、今回は、EVやAIなどどれもすぐに実現しそうな「至近未来」って感じがしました。
(↑写真は、三菱自動車のAI搭載コンセプトカー「e-EVOLUTION CONCEPT」)
それからコンセプトカーを見て感じたのは、近い将来サイドミラーは確実になくなる方向に向かうんだなということ。
カメラとモニターで視界を確保する「ミラーレス車」の生産が2016年から日本でも許可され、ほとんどのコンセプトカーがこれを採用していました。
写真のe-EVOLUTION CONCEPTのように、サイドミラーの代わりにカメラを設置して、デジタルコックピットやルームミラーに映し出された映像で確認できるというものです。
長時間の運転はますます楽になりそうですね。
それでは、アウトドア好きが気になったコンセプトカーをいくつか紹介します。
ワーゲンバス復活?!
まず、事前からかなり話題になっていたのが、ワーゲンバス復活か!?と言われたフォルクスワーゲンのコンセプトモデル『I.D BUZZ』。
先進的な装備とフォルムでありながらも、一目見て往年のワーゲンバスを彷彿とさせるデザイン。
次世代EVとして2022年に発売とアナウンスされているので、アウトドア好きの中で人気となりそうですね。
Tjクルーザー
そして、TOYOTAのFjクルーザーの後継とも言われているTjクルーザー。
SUVとミニバンが融合したような独特なスクエアボディーに、20インチの大径タイヤということもあって、インパクトのあるクルマ。
事前にネットに写真が出た際にはデザインがイマイチ…という声も聞かれて賛否両論でしたが……。
実際に見てみると、似たような車が並ぶモーターショーの中にあってはいい感じの個性と思えるデザインでした。
サイズは、ニュースを見て想像していたよりもコンパクトだったのが驚き。
全長4300mm×全幅1775mm×全高1620mmの4人乗りです。
ラゲッジから助手席までをフルフラットにすることでロングボードなど3メートルまでの長物が収納可能で、アウトドアの色々な遊びに対応してくれそう。
使い勝手も良さそうで、いますぐ発売してもおかしくない感じでした。
YAMAHAがSUV!?
事前にあまり情報がなかったのでビックリしたのが、YAMAHAのコンセプトカー。
YAMAHAはもちろん二輪の展示が中心なんですが、コンセプトカーとして四輪を展示。
去年は2シーターのスポーツカーをコンセプトカーとして展示していたようですが、今回の「CROSS HUB CONCEPT」はSUVタイプ。
座席の配置が特徴的で、4人乗りなんですが、2×2列ではなく、1+2+1のダイヤモンド型。
運転席が前方真ん中にあり、その後方左右2席と、さらに後方真ん中に1席という構成。
さらに、後部には荷台があり、オフロードバイクが2台積めるというYAMAHAらしさ。
YAMAHAはアメリカではATV(四輪バギー)など出しているので、実現したらかなり面白いのではないかと。
注目度高いSKYACTIV-X
ブースとしてにぎわっていたのはMAZDAブース。
次期アクセラとも言われている「魁コンセプト」には、世界的にも注目されている次世代ガソリンエンジンSKYACTIV-Xを搭載。
ディーゼルとガソリンのいいとこどりをしたこのエンジンに対する注目度はかなり高いようでした。
この週末、東京モーターショーに行く皆さん、楽しんできてくださいね!