「2014年は渓流で自分で巻いたフライ(毛バリ)で魚を釣る!」
年始にそんな目標を立てながら、
一度しか渓流に行けていなくて、まだ魚も釣れていない赤ワインです。
フライフィッシング
フライフィッシングは、
フライと呼ばれる疑似餌で、
主にイワナ、ヤマメ、ニジマスなどを狙う釣り。
フライは、イワナやヤマメが餌にしている昆虫などに似せて
動物や鳥の毛などを使って自分で作ることができて、
自分で作ったフライで魚が釣れるのが、
フライフィッシングの魅力の一つ。
また、自然豊かな渓流で釣りを楽しめることも大きな魅力です。
ただフライフィッシング初心者の僕は、
まだ自分で毛バリを巻いたことがなく、
管理釣り場でしか釣ったことがなかったので、
今年こそは、フライフィッシングの醍醐味を味わいたいと、
立てた目標でした。
それには、まずはフライを巻かなくては!
…と思っていたところ、誘ってくれたのが、
水道橋のアウトドアカフェ「BASE CAMP」の店長のエースケさん。
本当は一緒にシーカヤックツアーに行く予定だったんですが、
台風で中止になってしまったため、
「一緒にフライを巻きましょう!」と誘ってくれたので、
フライタイイング初チャレンジです!
初めてのフライタイイング
…と言うことで、引っ張り出したのがこちら。
今から1年半前、35歳の誕生日に
FMヨコハマ「The Burn」の井手くん&スタッフから
誕生日プレゼントとしてもらった「バイス」。
フライフィッシングで使う疑似餌「フライ」を自作するときに
フック(ハリ)を固定する万力のような道具です。
ティムコが扱っているRenzettiというメーカーのバイスで、
DJの井手くんも愛用している品です。
実はもらってから一度も使っていなかったのですが…(ごめんなさい)
ついに使う日がやってきました。
バイス以外の道具や、マテリアル(鳥の毛など)は、
エースケさんが用意してくれました。
まずは、道具の使い方の説明、
毛バリの基本的な構造の説明をしてくれた後、
代表的なフライの巻き方を教えてくれました。
子供のころから美術や図工が苦手で、
芸術的センスや、手先の器用さがゼロな自分ですが、
上手く作れるのでしょうか?
エルクヘアカディスを巻いてみる
まず、言われた通り作ってみたのが
比較的簡単に巻けて、実績も高いドライフライ(水面に浮く毛バリ)の
エルクヘアカディス。
エルクヘアカディスには、
コックネック(ニワトリの首の羽根)やエルク(鹿の毛)を使います。
一本の糸だけで、鳥や動物の毛をハリに巻き付けていく作業。
細かい作業で、慣れないとなかなか思った通りにはできません。
同じフライを5個連続で巻くとだんだん慣れてくる
…ということなので、まずはエルクヘアカディスを5つ。
途中で、使うマテリアルの色を変えたりしてみます。
見本通りにはキレイに出来ませんでしたが、
自分で作ったフライで釣ってみたい!
という気持ちが湧いてきました。
もうすぐ渓流は禁漁期間となりますが…
それまでに釣りに行けるんでしょうか?