赤ワインです。
ヒイカのエギングが楽しいです。
エギというルアーでイカを釣ることをエギングと言いますが、エギングのメインターゲットとなるアオリイカは、イージーに釣れるイカではないのでなかなか難しい。でもヒイカは、比較的簡単に釣れちゃいました!
この楽しさを伝えたいと、こうしてキーボードに向かっています。
ヒイカってどんなイカ?
釣りでも料理でも「ヒイカ」として親しまれていますが、正確にはジンドウイカ。
ジンドウイカってなんだか仰々しい名前ですが、矢のヤジリの一種で、先を平らに切って的を傷つけないようにした「神頭(じんどう)」に似ているからという説があって、姿形が良く似ているヤリイカ、ケンサキイカと合わせて、武器三兄弟といったところですね。
この武器三兄弟はサイズが小さいと見分けが難しくて、釣り人にヒイカと呼ばれているイカの中には、ヤリイカやケンサキイカも交ざっているのではないかという話もあります。
まぁ、どれも美味しいイカなんで、どれが釣れても嬉しいですけどね!
ヒイカの釣り方
ヒイカはエサ釣りでも狙えますが、エギでも釣れます。
使うエギは、1.5号~2.0号。
アオリイカを狙うエギが3.5号くらいなので、半分ほどの大きさで、だいたいライターと同じサイズですね。今回向かった港の近くの釣具屋さんにはヒイカエギングコーナーがあって、1.5号~2.0号のエギや、枝スでスッテがついた仕掛けなども売っていました。
タックルに関してはまだ専用のものはほとんどないようで、皆さんトラウト用、メバリング・アジング用、アオリイカのエギング用などを流用しているようです。 投げるエギの重さや、竿の調子から考えると、メバリング・アジング用が一番調子良さそうだと思って、今回はメバリング用の竿でチャレンジしてみます。
ヒイカは、比較的穏やかな内湾に棲息していて、夜の明かりに集まる習性があるようです。なので、探してみれば東京湾の身近な港でも釣れるところがたくさんありそうです。
千葉の某港でヒイカのエギングにチャレンジ
今回は、最近釣れているという東京湾に面した千葉県内の港にむかいました。
この日は、あいにくの雨模様。イカは真水を嫌う傾向があるという話も聞くのでちょっと心配。
しかも風が横から強く吹き付けるので、軽いエギは風で流されてしまいます。
そんなバッドコンディションではありますが、こんなコンディションだから普段は釣り人が2m間隔でひしめく堤防もガラガラです。
投げたらカウントしてエギが着底するのを待ち、着底したら、ベタ底をゆっくり引く。これがこの日の当たりパターンでした。
根掛かりのような重さを感じたらアワセすると、グッと竿が曲がって重くなるという感じ。そこからはテンションを緩めないように巻いてきます。
釣れるのは綺麗な白いヒイカ。サイズは胴の長さが10センチくらいです。
群れが回ってくるとパタパタと2~3杯釣れて、また群れが回ってくるのを待つという感じ。
釣果は、3時間で1杯~9杯。僕は3杯で、初めてにしてはまぁまぁだったんじゃないでしょうか。
東京湾の身近な港で狙えて、アオリイカと比べて数も釣れるし、簡単な道具立てで出来るし、アオリイカのようなシャクリもいらないので、今シーズン中、ちょくちょく行ってみようと思います。
もちろん釣ったイカは美味しくいただきましたよ!