ぼく赤ワインが最も愛用しているダッチオーブンです。
SOTOのステンレスダッチオーブンです。
一般的なダッチオーブンは、鋳鉄で作られていますが
このダッチオーブンはステンレスで出来ているので、
とても使いやすく、とくにこれからダッチオーブンを始めたい人にオススメなんです。
とにかくお手入れが楽!
鋳鉄のダッチオーブンは、使った後のお手入れが大変です。
慣れてくるとこれが楽しかったりもするんですが、
初心者にはちょっと大変で、
これがおっくうでダッチオーブンを使わなくなる人もいます。
鋳鉄の場合、まず、使った後、自然に冷めるまで待ち、
洗剤を使わずにタワシなどで洗って、
火にかけて水分を飛ばし、油を薄く塗って、
冷えたところでしまうことができます。
が、ステンレスダッチオーブンなら、
急激な温度変化にも強いので、ある程度冷めたら水につけてOK。
普通の鍋と同じように使用後は洗剤で洗えます。
洗った後に油を塗る必要もありません。
料理を入れっぱなしにしても大丈夫!
鋳鉄のダッチオーブンは作った料理を翌朝まで入れたままにしておくと、
確実に錆びます。
もちろん料理も茶色くなって食べられません。
ですが、ステンレスのダッチオーブンなら、
料理を入れたままにしても錆びないので大丈夫。
キャンプで翌朝に温めなおして食べることも可能です。
また、キャンプで使う場合、現地で洗わず、
家に持って帰ってきてから洗っても大丈夫で、環境にも優しい。
白米が美味しく炊ける
鋳鉄のダッチオーブンでご飯を炊くと、
どうしても鉄の臭いや、油の臭いが料理にうつってしまいます。
通常の料理なら全然気にならないし、
逆に鉄分を補給できるからいいのですが、
白米の場合は、シンプルなだけにちょっと鉄の臭いが気になる方もいるようです。
そんなときにもステンレスはオススメ。
赤ワイン料理に強い!
僕にとっては、これ重要です。
鋳鉄でできたダッチオーブンで、赤ワインをたっぷり使った料理を作ると、
鉄と赤ワインのタンニンが反応して、タンニン鉄になって、
料理の色が黒ずんでしまいます。
これではせっかくの料理がだいなしなので、
赤ワインと反応しないステンレスは嬉しいですね。
また、鉄は、レモン果汁などの酸とも反応しますが、
ステンレスならその心配もありません。
ステンレスダッチオーブンのマイナス面があるとするならば、
「鋳鉄のダッチオーブンのように育てる楽しみがない」ことと
「値段が高いこと」でしょうか。
ただ、鋳鉄のダッチオーブンを育てていくには、
かなり使い込む必要があります。
まずは、ステンレスでダッチオーブンの楽しさを知ってから、
次のステップとして鋳鉄を使うというのもいいかと思います。
そしてダッチオーブンは「一生もの」ですから。