最近ちょっとしたDIYにハマッている赤ワインです。
DIYというほど大げさなものじゃないですが、ドリップスタンドなどを自作してキャンプで使ったりしています。
自分で作ったアイテムは、サイズや色、形など自分の好み作ることができるし、愛着も沸くのでいいですよね。
今回、作ろうと思ったのはカッティングボード。
ヴィンテージ風カッティングボードをDIY
カッティングボードは、バゲットやらチーズやら生ハムやらを並べるとインスタ映えするので、オシャレキャンパーのマストアイテム。
僕もそんなカッティングボードが欲しいなと思っていたのですが、なかなかいいものがなかったんです。
というのも、よくある「ラケット型」のカッティングボードは、大きいものだと持ちにくいし、テーブルにも置きにくい。
そこで、考えたのが、金属製のハンドルをつけたカッティングボード。
カッティングボードというより、カフェトレイの方が近いかもしれないですね。
ハンドルはアイアン製にして、木も使い古したような雰囲気でヴィンテージ感あふれるカフェトレイ風のボードなんてオシャレじゃないですか?
バゲットやチーズをのせる器としても使えますし、マグなどを載せてトレーとしても使えます。
作り方も材料もとてもシンプルです。材料は…
行きつけの材木屋さんで購入した木の板(今回は木曽ヒノキ)、Dultonで買った鉄製のハンドル、そして、インスタントコーヒーと荏胡麻(えごま)油。
インスタントコーヒーと荏胡麻油をどう使うの?それは後ほど。
カフェボードの作り方
1.サンディング
木の板の表面を紙やすりで整えます。
本当は、紙やすりではなく、金属のブラシで木の表面を削って、使い古したようなエイジング加工をした方がヴィンテージ感は出るんですが、食材をのせるので衛生面を考えて表面はできるだけ平滑に仕上げます。
まずは100番のサンドペーパーで角を滑らかにしつつ、表面を平にします。
その後、全体を240番のサンドペーパーで仕上げたら、サンディング完了。
2.コーヒーと荏胡麻油で塗装
今回は、長年カフェで使われてきたようなヴィンテージ感を目指します。
白い木は長年使っていると経年変化で飴色に変化していくんですが、この経年変化を再現できるのが塗装です。
普段、僕がファニチャーなどでヴィンテージ感を出すために使っているのが、BRIWAX(ブライワックス)の水性ステインとワックス。
水性ステインは木の中まで浸透して、木目を生かしながら使い込んだような色に染めるもの。
ワックスは表面の保護しながらツヤ出しもして質感を高めます。
ですが、今回は食品を直接のせるアイテムなので、塗装もできるだけ自然に近いもので…と思っていろいろ探したところ、ステインはコーヒーで、ワックスは、荏胡麻(えごま)油で代用可能とのこと。
どちらも食品なので、コーヒーと荏胡麻油で仕上げれば安心して食品をのせられます。
やり方は簡単。
まず、通常の2倍くらいの濃さのインスタントコーヒーを刷毛で塗っていきます。
全体を塗ったら余分なコーヒーをウエスでふき取って、乾かす。
乾かしたら再び塗ってウエスで拭きとる…これを3回ほど繰り返すといい感じの色になっていきます。
コーヒーが完全に乾いたら、最後にオイルで仕上げます。
今回は荏胡麻油を使用しましたが、他にも、クルミ油、アマニ油など乾くと固まる性質のある植物性油なら代用可能です。
オイルをウエスなどに含ませて全体にしっかりと塗布していきます。
あとはしっかり乾かせば完成。
オイルの分子構造が変わって固まってしっかりコーティングしてくれるようです。
簡単なのでぜひ作ってみてください。