赤ワインのアウトドア日記

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自然渓流デビュー!金峰山川でフライフィッシング

投稿日:

赤ワインです。

初めて自然渓流でフライフィッシングに挑戦しました!

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FMヨコハマのアウトドア番組「The Burn」で結成された
「ザバーン登山部」のメンバーで行った
「廻り目平キャンプ&金峰山登山」。

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今回泊る「廻り目平キャンプ場」を流れている千曲川源流の金峰山川は、
イワナの宝庫で、フライフィッシャーにとっても憧れの場所です。

しかも、キャンプ場から簡単にアプローチできるので、
初心者向けの渓でもあります。

にわかフライフィッシャーの僕は、
今まで管理釣り場でしかフライフィッシングをやったことがないんですが、
この機会に自然渓流デビューするしかないでしょう!

…ということで、ザバーン登山部の皆がクライミングを楽しんでいる間に、
フライフィッシングに行ってきました!

ザバーン登山部「廻り目平キャンプ&金峰山登山」レポート第2弾は、
「フライフィッシング@金峰山川」です。

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今回の登山部のメンバーは、
部長の山岳系ミュージシャンOJI
シンガーソングハイカー加賀谷はつみちゃん、
ザバーンDJ井手大介、ディレクター辰巳、
mont-bellから設楽さん、鈴木さん、
ティムコからFoxfireの広報担当の斉藤さん、
CASIOからPRO TREKの開発担当の牛山さん、
そして、ぼく赤ワイン。

フライフィッシングと言えば、
日本にフライフィッシングを広めた釣り具メーカー「ティムコ」。

今回の登山部には、ティムコから、
登山やフライフィッシング向けのアパレルを展開しているブランド
「Foxfire」の広報担当:斉藤さんが参加してくれているので
斉藤さんに、自然渓流デビューをサポートしていただきます。

金峰山川

キャンプ場内を流れる金峰山川。

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川には白っぽい花崗岩がびっしりと敷き詰められていて
川底の砂も花崗岩が削れた白い砂なので、
水がとてもきれいに見えます。

キャンプ場内は、このように川幅もやや狭いんですが、
キャンプ場を出て少し下ると下流はもっと川幅も広くなります。

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今回は、まだ5月なので、キャンプ場よりも下流のエリアを狙いますが、
夏場以降は、キャンプ場の敷地内から川をさらに登って上流を釣ることもできるそうです。

ちなみに、翌日、川沿いの登山ルートを通っている時も、
キャンプ場よりも上流で、大きなイワナを見かけました。

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イワナ、どこにいるか分かりますか?

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25センチ以上はありそうなイワナです。

果たして、僕も初めての自然渓流でこんなイワナが釣れるんでしょうか?

初めて自然渓流へウェーディング!

今回は、夕まずめ(お魚の夕飯時)の2時間の短期決戦。

自然渓流でのフライフィッシングは、
僕のような初心者なら、「1日で1匹釣れればいい方」と、
その厳しさと楽しさを教えてくれるのは…

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今回の先生Foxfireの斉藤さん。

そして、今回ぼくが初めて自然渓流に行くということを聞きつけたこの方も、
アドバイスを送ってくれました。

以前、番組のディレクターを担当させてもらっていた伊勢正三さん(元かぐや姫・風)です。

「人が入っているポイントは釣れないので、まずは人がいないところに行くこと」と。

そうなんです。

渓流では、魚に人の気配を感じられると、警戒されて釣れくなってしまいます。

なので、上流を向いている魚に気づかれないように下流からそっと近づきます。

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(※写真では、斉藤さんに教えを乞うため、下流に向かって歩いています)

ウェーディングと言って、ウェーダーという防水ズボンをはいて、
時には、腿まで水に浸かりながら歩くのですが、
慣れないぼくは、なかなか静かにポイントに近づくことができません。

しかも、雪解け水でかなり冷たいです。

狙うポイントは、
大きな岩の横や、水面の波立ちが静かになったポケットのような場所。

ここにドライフライと言って水面に浮くフライをうまく流すと、
岩陰からイワナがのそっと出てきて、虫と勘違いして食べてくれます。

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この時に、ラインが水流に引っ張られたりすると、
フライが自然な動き(虫が流されてきたような)をしないので、
魚は反応してくれません。

狙ったポイントにフライを3回うまく流すことができて、
反応がなければ、さらに上流のポイントへ移動…というのを繰り返します。

当然ながら上手く投げられる回数が増えるほど釣れる確率も増えるわけですが、
フライはキャスティングが難しく、
目の前のポイントばかり気にしていると後ろの木にフライを引っかけたり、
キャスティングミスで水面に出ている岩にフライが引っかかったり、
とにかくキャスティングしている時間よりも
トラブルに対処している時間が多くなってしまいます。

管理釣り場での釣りと比べると、
周りの木、足元、水の流れ…注意を払わなくてはいけないことが一気に増えて、
なかなか全てには対処できていない感じです。

(上手い方はもっといろいろなことに注意を払っていると思います。)

それでも、うまく狙ったポイントにフライを落とせて、
フライがうまく流れてくれた時には、
魚が釣れなくても、それだけで楽しくなってしまいました。

結局、2時間では1匹も釣れず、自然渓流での初魚は持ち越しになりましたが、
自然豊かなで水も綺麗な渓流に身を置いて、賢い魚と真剣勝負をする…
それだけでも楽しい自然渓流デビューでした。

Foxfire斉藤さん、ありがとうございました!

さて、美味しいイワナのお土産は持ち帰れませんでしたが、
これから廻り目平キャンプ場に戻り、皆で宴です!

次回レポートをお楽しみに!

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