赤ワインです。
若洲公園キャンプ場で、釣り体験とダッチオーブンを使ったアウトドア料理教室がセットになった楽しげなイベントが開催されるということで、参加してきました!
若洲海釣り体験&BBQディナー
都心から最も近いキャンプ場「若洲公園キャンプ場」(江東区)で、8月22日(土)にイベント「若洲海釣り体験&BBQディナー」が開催されました。
このイベントは、BBQ芸人たけだバーベキューさんが、若洲公園キャンプ場で定期的に開催しているアウトドア料理教室の一環。
若洲公園キャンプ場の釣り好きスタッフの指導のもと、たけだバーベキューさんと一緒に釣りを楽しんで、その後は、海の幸を使ったアウトドア料理にもチャレンジしちゃおう!という贅沢な企画です。
(たけだバーベキューさんのモテBBQスゴ技については、こちらの記事に書いています)
参加費は1組4名までで13000円なので、ファミリーや友達同士で参加すれば、釣り具のレンタル、エサ代、料理の材料など全て込みで1人3000円ちょっと。これで1日遊べると思ったら安いですよね。
僕自身は若洲公園キャンプ場で何度もキャンプはやったことがあるのですが、実はここで釣りをするのは初めてなので、とても楽しみにしていました。
若洲公園で釣り体験
キャンプ場の奥、ゲートブリッジの足元の堤防が無料で楽しめる釣り公園になっています。
夏休みということで、ファミリーでにぎわっています。
釣り場の目の前には、釣り具のレンタルや釣り餌の販売を行っている売店もあるのでとても便利。
実はこの売店では、大漁旗タオルのステッカーを無料配布していますので、ぜひ寄ってみてください。
さてさて、今回のイベントに参加する皆さんにレンタルの釣り具が手渡されて…
スタッフの金丸さんが、釣り方を優しく教えてくれます。
今回、まずは誰でも簡単に楽しめて、エサが苦手な人でも安心の「サビキ釣り」に挑戦。
ここのところサビキ釣りでは、サッパを中心にカマスやサヨリが釣れるときもあるそうです。
実は、僕はまだサヨリを釣っていないので、今日釣れたら久しぶりの「目追加」なのです!釣れるといいなぁ。
サビキ釣りを始めてから、しばらくアタリのない時間が続きましたが…
釣れました!サッパです。
サッパというと釣りをしない人には聞き馴染みがないかもしれませんが、岡山ではサッパを酢漬けにした郷土料理が有名。あまりにも美味しくて、隣からご飯を借りてくるほどだというので、サッパのことをママカリと呼ぶそうです。
そして、狙っていたサヨリも釣れました!(通算240目…くらい。ちゃんと数えなおさないと。)
下あごがとんがっていて、先端が赤みを帯びているのが特徴です。
他のイベント参加者の皆さんも続々と釣れているようで、サビキではサッパやカマスが。イソメを使ったチョイ投げにチャレンジした人は、ギンポ、コショウダイなどが釣れたそうです。
都会の海で、こんなに豊富な魚種が釣れることに皆さん、驚いていた様子でした。
さらなるロマンと大物を求めて
さてさて、サビキ釣りでサッパやサヨリを釣った僕ですが、これで満足する男ではありません(笑)
サッパ、サヨリと言えば、シーバスが好んで食べている小魚。サッパのような形をしたバイブレーション、サヨリのような細長い形をしたペンシルといったルアーがあるくらいです。
…ということで、釣ったサッパを生きたまま針にかけて「泳がせ釣り」でシーバスを狙ってみたいと思います!
題して「わらしべ長者作戦」。上手くいくでしょうか?
置き竿にしてアタリを待っていると10分ほどで竿先に反応が!
一気に横に走り出しました!これは間違いなくシーバスのアタリでしょう!横に走りながら水面をジャンプ!見えた姿は60センチはありそうなサイズです。
慎重にやりとりしますがなかなか寄せられません。
周りではサビキ釣りをしているファミリーもいるので、あまり横に走られても迷惑。ここは一気に勝負をかけようと、少しドラグを締めたところでラインブレイクとなってしまいました…。
気を取り直して、再びサッパを泳がせ始めると、今度は竿先が少し動くだけのアタリ。
しばらく待ってから、竿をきいてみると…重い!アタッてる!今度はさっきとは明らかに違う引き。どうやらアカエイがかかってしまったようです。
ファイトの末に水面に上がってきたのは5キロほどのアカエイでした。サッパは弱いので、生餌がすぐ弱ってしまい、死んでしまうとシーバスではなくアカエイに食われるそうなんです。
結局、この後もう一度アカエイのアタリがあっただけで、この日は終了となりました。今度絶対リベンジでシーバスを釣ってやる!
それにしても、なんでこんなに「泳がせ釣り」ってワクワクするんでしょうか?
ダッチオーブン教室でアクアパッツァ
さてさて、釣り体験が終わった後は、たけだバーベキュー先生によるダッチオーブンを使ったアウトドア料理教室。
今回は、実際に若洲で釣れることもある魚「イシモチ」を使ったアクアパッツァ作ります。
たけだバーベキューさんが、「アクアパッツァは材料を入れるだけでできちゃいます!」というくらい実は簡単に作れる料理。
プレヒートしたダッチオーブンにオリーブオイルを入れてニンニク、アンチョビで香りを出し、魚の表面に焼き色をつけたら、あとは全ての材料を入れて、フタをして10分ほどで完成!
さらに、たけだバーベキュー特製ブイヤベースの振る舞いもありました!
エビやカニなど、魚介を贅沢に使ったブイヤベース。とっても美味しそうですが、まだ完成ではありません。
ここに投入したのは、先ほどの釣り体験で釣ったギンポ!
右側に見える黒いのが、ギンポのぶつ切りです。 さらにアサリや野菜も加えて、ふたをして煮込みます。
完成したのがこちら!
もうスープが濃厚を通り越した、激濃縮汁!
アクアパッツァ用にバゲットが用意されていたんですが、だんぜんこっちの汁につけて食べた方が美味しかったです。
ゲートブリッジの夜景を眺めながら贅沢な食事となりました。
秋にもたけだバーベキューさんのアウトドア料理教室は開催されますので、ぜひ参加してみてください!