赤ワインです。
8月下旬になり急に涼しくなって、すっかり秋が近づいてきました。テナガエビ釣りのシーズンもいよいよ幕を閉じようとしています。
夏よ!まだ行かないで!だって…テナガエビがもっと釣りたい!
…ってわけで、ちょっと空いた時間で多摩川のいつものポイントへ向かいました。
テナガエビの釣り方は、こちらの記事にまとめましたが、基本的にはエサはアカムシ(ユスリカの幼虫)を使います。ところが、釣具屋に行く時間がなかったのでアカムシは持っていません。
身近に売っているもので、アカムシのかわりにエサになるものと言えば…シラスやカニカマ。
ただ、シラスはエサ持ちが良くない。
カニカマはシラスよりエサ持ちはいいものの、針掛かりが良くない。
エビのむき身がいいという話も聞きますが、ちょっと高級だし、スーパーに行かないと売ってない。
そこで、今回は、コンビニでも売っているこの定番駄菓子で釣ってみることにしました!
「よっちゃんイカ」です。
よっちゃんイカでテナガエビは釣れるのか?!
よっちゃんイカって60円もするんですね?50円超えたら駄菓子じゃないよなー。
それはさておき、よっちゃんイカには、硬いイカと軟らかい魚のすり身の2種類が入っていますが、どちらも小さく切って使ってみました。
多摩川のいつものポイントにつくと、なんだかテナガエビの気配がない。ちょっと前は、昼間でもうようよいるのが見えたのに…。
さっそく仕掛けによっちゃんイカをつけて落としてみると…しばらくしてウキが動きました。何者かがエサを巣穴まで持って行ったようです。しばらく待ってあげてみると…
カニが釣れました!このカニはケフサイソガニですね。
ハサミのかみ合わせの部分にフサフサした毛があるのが特徴です。
ちなみに、とてもよく似た種類で、もう少し毛がフサフサしているタカノケフサイソガニというのもいますが、まだ釣ったことはありません。
それにしても、よっちゃんイカがカニに大人気なのか、それともテナガエビがいないのか、カニばかり釣れます。
テナガエビらしきアタリもあるにはあります。ただ針がかりしていないのか釣れないんです。
これは、カニカマをエサにした時と同じ現象です。
テナガエビが大好きなアカムシの場合は、口に持って行ってチュウチュウと体液を吸って食べますが、よっちゃんイカのような固形物は食べ方が違うんでしょう。針が口にかかりにくいのです。
ようやく釣れた1尾も…
よーく見てみると、針が口ではなく髭の付け根あたりにスレがかりしています。
よっちゃんイカ、テナガエビが反応はするけど、釣りあげるのは難しいエサでした。
さぁ、これから秋になると同じポイントでマハゼが釣れます。
ハゼと言えばエサ釣りが定番ですが、去年あたりからクランクというルアーでハゼを狙う「ハゼクラ」が流行っています。
(ハネクラじゃないですよ笑)
テナガエビが終わったら、今年はハゼクラにも挑戦するぞ!