赤ワインです。
先日、知人と一緒にランチに行ったお店がとてもステキだったので紹介します!
ランチももちろん美味しいんですが、自然に癒されるというか、リフレッシュできる場所。
最近キャンプに行けてないなぁとモンモンとしていた気持ちもちょっと晴れました!
アウトドア好きな皆さんには絶対喜んでもらえる場所だと思います。
SYOKU-YABO
横須賀市芦名にある「SYOKU-YABO農園」です。
「SYOKU-YABO」…変わった名前ですよね?
どうやらその意味するところは、「食の野望」のようです。
いったいどんな野望があるのか…見てみようじゃありませんか。
134号線の大楠山入口交差点を山側に入り、大楠山の登山道を目指して登っていくと、看板が現れます。
この看板を目印に、緑に囲まれた細い道を進んでいきます。
景色がひらけてくると…
大楠山の山麓に、たくさんの作物が植えられた畑が現れました!
さらにその奥には、畑で採れた野菜を使ったお料理が楽しめる「SYOKU-YABO屋台」も見えます。
この場所は、もともと開発される予定だったそうですが、そこを3年かけて開墾。
3年前に農園をオープンしました。
野菜や…
ハーブなどを…
肥料にもこだわって、無農薬で野菜を育て…
ここで育った無農薬野菜や、地元の海の幸などの食材を使い、化学調味料、食品添加物は一切使わずに作ったお料理を頂けます。
自然を生かした手作り感が気持ちいい
敷地内には、お食事のためのスペースが点在しているんですが…
どれも手作りで、開放感あふれていて、気持ちいい景色と空気を感じながら食事が楽しめます。
手作りのピザ窯もあります。
さらに、素敵なのが…
土地の傾斜や奥に広がる森などはそのまま生かされていること。
しかも、奥の方に登って行くと、子ども達の遊び場になっているようです。
ご飯を待っている間に、子供たちが楽しそうに遊んでいます。
子供たちにまじって、僕もトランポリンで遊んだことは内緒ですよ。
もちろん子供たちは遊び道具がなくても、野山を走りまわって、急坂を上ったり、ヘビイチゴを取ったり、この場所全体が遊び場という感じでした。
SYOKU YABOの糅飯
こんな素敵な場所SYOKU-YABO屋台で楽しめるランチは「糅飯(かてめし)」です。
(ひじきの醤油かてめし 佐島産シイラと二十日大根の塩麹和えのせ。)
糅飯とは…
昔、お米が貴重だった頃に、少量のお米を家族全員で食べる知恵として、季節の野菜、海草類、雑穀等々を米に混ぜて食べていたそうで、このような混ぜご飯を「糅飯(かてめし)」と呼んだそうです。
SYOKU-YABO農園では、郷土食、伝統食を大事に考えているので、あえて「混ぜご飯」ではなく「糅飯」と呼んでいるそう。
今日の糅飯は、この3種類。
どれも具材には地元産の食材や、ここで育った無農薬のお野菜が使われています。
そして、驚いてしまったのは、セットの味噌汁。
なんと全国の都道府県から取り寄せた34種類のお味噌から選べるんです!!
種類があり過ぎて、選ぶのが大変!!
父方の実家のある鹿児島の麦味噌があって、懐かしい味にもひかれましたがここは、ずんだを使った味噌にチャレンジ。
確かに考えてみれば味噌ほどローカル色豊かな食材もないかもしれませんね。
ちなみに、僕が選んだのは、佐島産の白身魚シイラを使った糅飯。
とてもシンプルで、優しい味でしたよ。
週末は夜も営業していて炭火焼料理などが楽しめるそうなので、そちらも味わってみたいですね。
感性を鍛えろ!
実は、家に帰った後、このSYOKU-YABOのことが気になって調べてみて、ビックリしました。
SYOKU-YABOは、「ハミングキッチン」というアコースティックユニットで活躍していた眞中やすさんが友人と二人で開墾したんだそうです。
ハミングキッチンは湘南をベースに活動していたので、僕がラジオディレクターの仕事をしていた時にFMヨコハマの番組を中心に選曲したこともありますし、ゲストに迎えたこともあります。
音楽、ライフスタイル、食…全てがリンクした気がします。
ところで、SYOKU-YABO=食の野望ですが、眞中やすさんのインタビューなどを読むと、どんな野望や思いを持って、このSYOKU-YABOをオープンしたのか書かれています。
でもあえてインタビューなどは読まず、ぜひ先入観なく、実際に現地で感じてもらいたいと思います。
だって、SYOKU-YABOには、こんなフラッグが掲げられていますから。
ちょっと読みにくいですが、「感性を鍛えろ」と書いてあります。
食とはどういうことなのか?自分の感性で感じるきっかけになると思いますよ。
それにしてもSYOKU-YABOは、とても素敵な空間で、「ここでキャンプイベントなんてできたら最高だろうな!!」と思いました。
いつか実現できるといいなぁ。