赤ワインです。
現在発売中のBE-PAL最新号(2013年11月号)が、
物欲刺激しまくりで困っています。
最近、登山やトレッキングで
「ウルトラライト(UL)」が流行っています。
ウルトラライトとは、その名前の通り、
超軽量な装備で、身軽に山を登ったり、歩いたりすることで、
荷物が軽い分、体への負担が少なく、
その分、行動範囲が広くなったり、また安全性も高まる
という考え方をベースにしています。
装備は出来るだけ少なくして必要最低限のアイテムで、
しかも無駄を削った、シンプルで軽量なギアを使うことになります。
一方、同じアウトドアでもキャンプはと言うと
車に荷物を積んで宿泊地まで行くことができるので、
まだあまり「ウルトラライト」を実践している人は多くありません。
(たぶんツーリングでキャンプする人くらいかな)
ですが、最近、電車でキャンプに行くことが多くなった僕は、
「ウルトラライトキャンプ」があってもいいのではないかと思っています。
必要最低限の道具で、シンプルに楽しむキャンプ。
ザック1つに詰めるものだけで行くキャンプ。
キャンプだから○○しなきゃいけない…にとらわれないキャンプ。
荷物だけじゃなくて、心も軽くなるような気がしています。
今回のBE-PALには、
そんな僕のウルトラヘビーな物欲を刺激してくれる
わずか290gのテントとか、
人間工学に基づいて肉抜きしまくった超軽量マットどか、
新商品がたくさん載っていました。
全部揃えたら確かにウルトラライトだけど、財布もウルトラライトになっちゃう…。
そして、「おおぉ」と思ったのはこのアイテムでした。
アウトドアライターのホーボージュンさんがBE-PALで紹介している「発電鍋」です。
アメリカで話題騒然の発電鍋が日本上陸?!
今年の夏、アメリカで行われた世界最大のアウトドアギア見本市
「アウトドア・リテイラー・ショー」で、
会場を騒然とさせいていた「The Power Pot V」!
なんと、お湯を沸かすと発電するという「発電鍋」です。
最近アウトドアギアでは、発電ブームがあって、
去年は、焚火をしながら発電できる「バイオライト」が注目されました。
そして、ついに鍋が出ましたか!
これなら使うバーナーは愛用のものでOK。
アルミコッフェルの底に、発電パネルがついていて、
直接火にあぶられるパネルと、コッフェル本体の温度差によって
電圧が生じて、発電することができるそうです。
(これをゼーベック効果と言うらしい…)
まだこのアイテムを詳しく紹介しているWEBの記事なども少ないので
気になる方は、ぜひBE-PALを読んでチェックしてもらいたいと思います。
ちなみに、お値段149ドル。