赤ワインです。
世界最高峰の研究機関で深海の勉強をしてきました!
JAMSTEC=独立行政法人海洋研究開発機構って知っていますか?
海を通して、生物、地球、資源などを調査・研究している機関で、
水深6500mまで潜れる最新鋭の有人潜水調査船
「しんかい6500」の開発・運用も行っています。
NHKスペシャル シリーズ「深海の巨大生物」で
ダイオウイカやゴブリンシャークの奇跡の映像も
JAMSTECの協力なくしては撮影できなかったのです。
そんなJAMSTECの研究所が横浜にあり、
そこには展示スペースがあって見学もできるとのこと。
これはもはや身近にある深海世界!
次回の「深海バスターズ」に向けて、
深海生物のお勉強に行ってきました!
JAMSTECへいざ潜入!
JR新杉田駅から歩いて10分ちょっと。
JAMSTECに着いて最初にビックリしたのは、
警備員さんが、青い目の白人の方だということ。
以前、JAMSTECの研究者の方々に
三崎の東大の研究所でお会いしたことがありますが、
その時も外国人の研究者が多くて、
上手な日本語で「ユメカサゴ~」とか言っていたのに妙に感動してしまいました。
はい、外国人=スゴイと感じてしまう典型的日本人です。
さて、簡単な受付を済ませて中に入ると…
気になる展示内容は…
まずは、有人潜水調査船「しんかい6500」の紹介。
しんかい6500での調査の様子を見られるビデオコーナーもあります。
深海生物の調査だけではなく、地震に関する調査なども行っています。
しんかい6500などで撮影された深海の生き物の写真もたくさんあり…
イレズミコンニャクアジ。
怖いのか、プニッとしてるのか…不思議な名前です。
最大で2mにもなるんだとか。
こちら「絶食」で有名になったダイオウグソクムシの標本。
本当にでっかいダンゴ虫って感じ。
何年も絶食するとなると、コイツを釣り上げるのは至難の業です。
ダイオウグソクムシに限らず、
深海の生き物の中には、かなり省エネを徹底して、
ゆっくりしか動かない生物も多いそうです。
普通の釣りの場合は、
仕掛けを落としたら、潮の流れにのせて船を流し、
広い範囲を探っていくわけですが、
もしかしたら、同じように流すと
深海の生物にはちょっと早いかもしれませんね。
ジュウモンジダコの仲間です。
ずんぐりとしたボディと、タコにしては短い脚、
くりっとした目に、ワンちゃんみたいに垂れた耳…
まるでアニメキャラクターみたいですよね。
深海のタコの中には、耳がある種類が他にもいて、
その名も「ダンボ・オクトパス」というタコもいるんだとか。
実際には耳ではなくて、
ヒレのようなもので、パタパタさせて泳ぐんです。
スタッフの方々も利用する食堂もあります。
メニューを見てみると…
あれ?!
どうやら深海魚メニューはない様子。残念。
他にも深海についての本がたくさんある図書館もあって、
本を借りることもできるんです。
ただ、第3土曜日以外は平日しか空いていないので、
なかなか行けない人も多いと思います。
そんな人には…
なんと家に居ながら、
JAMSTECが撮影した深海生物の写真や映像が見られる
「BISMal」というサイトがあります!
研究成果をこうやって世の中に還元していくことは大切ですよね!
今日1/30は深海バスターズ…の予定だったんですが、
強風が予想されるため残念ながら中止になってしまいました。
次回の深海バスターズに備えて、BISMalでイメトレしたいと思います!