ついに深海ザメと遭遇?!「深海バスターズ4」レポート| 赤ワインのアウトドア日記

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ついに深海ザメと遭遇?!「深海バスターズ4」レポート

公開日: : 最終更新日:2014/02/28 多目釣り(釣行記), 深海バスターズ

赤ワインです。

深海の生き物を釣りたい!

その一心で挑んでいるロマンあふれるプロジェクト
「深海バスターズ」のレポート第4弾です!

4回めのチャレンジにして、ついに深海ザメと遭遇か?!

深海バスターズとは…

三浦半島の先端、城ケ島のすぐ南には、
水深500mをゆうに超える「東京海底谷」と言われる深海生物の楽園があり、
ゴブリンシャークの異名をもつミツクリザメを始め、
いろいろな深海ザメが棲んでいるという。

この東京海底谷で、古代魚や希少種、さらには新種の魚を釣ろう!と
チャレンジしているのが、
FMヨコハマのアウトドア番組「ザバーン」の企画
「プロジェクトZ~深海への挑戦者たち」略して「深海バスターズ」。

番組の企画で、「100目釣り」、「200目釣り」にチャレンジするうちに
「もっとたくさんの魚と出会いたい!」と思うようになったDJ井手大介と僕が中心になって、
小網代の船宿「丸十丸」小菅船長の協力のもと、
まだ釣り人があまり手を出していない「東京海底谷」での釣りに挑んでいます。

東京海底谷の場所や、使用する道具など、
詳しくは、第1回第2回第3回の深海バスターズレポートをご覧ください。

深海バスターズ4回目の出撃!

深海バスターズは、これまでに3回「深海‘釣’査」を行っていますが、
いまだ未知の生物や希少種とは出会えていません。

しかし、確実に釣れる魚の種類が増えてきていることは確か。

「今回こそは深海ザメを釣り上げる!」

そんな思いを胸にしながらも、
冬は季節風の影響で海が荒れ、幾度となく延期が続き…
前回の出船から1カ月半が過ぎた2月13日(木)、
やっと深海バスターズ出撃の時がやってきました。

今回、三浦半島小網代湾の船宿「丸十丸」に集まったチャレンジャーは、
番組DJの井手大介&ぼく赤ワインの2人。

IMGP7089

丸十丸の小菅船長による出船前のブリーフィングでは、
今回は、東京海底谷の入口に当たる場所から攻め始め、
深さ500mを超える海底谷の「本丸」にも仕掛けを落とすという説明が。

IMGP7091

深さ500mを超えると一気に生命反応が減ることが予想される反面、
未知への遭遇の期待も高まります。

まずはお土産ゲット?

最初に狙ったポイントは、東京海底谷の入口、水深400m前後の海域。

ここでは…

DSCN9969

深海バスターズではよく釣れるお馴染みの深海魚
「クロシビカマス」(相模湾での通称スミヤキ)が釣れました。

塩焼き、なめろう、一夜干しなどで美味しい魚ですが、
歯が鋭く、仕掛けを切られることも多いので、やっかいものでもあります。

DSCN9982

その後、「どんこ鍋」でお馴染みのチゴダラも釣れました。

まぁ、まずは、美味しいお土産ゲットといったところでしょうか。

潮が動かずシブイ状況に…エサ変更作戦

徐々に海底谷の本丸へと船を進め、
水深も600mを超えるポイントになると、
潮があまり動かず、アタリも止まり、
深海まで沈めたエサがそのまま戻ってくる状態が続きます。

潮が止まった状況で、
東京海底谷の本丸を攻め続けても釣果に期待ができないので
小菅船長の判断で、
今まで一番釣果があがっている「東京海底谷の入口」とも言えるポイントへ移動。

この場所からどんどん深海へと落ち込んでいく…という、
深さ400m前後のポイントです。

DSCN9994

深海バスターズのために丸十丸の船に搭載された
KODENの3次元GPSプロッターで海底の地形を見てみると、
深海に向けて急斜面になっていることが分かります。

今回の深海バスターズ、
仕掛けを落とすのは、この場所が最後になりそうです。

ここで、なにか突破口が欲しいと思った僕は、
エサを、小菅船長が用意してくれたイワシやサバから、
自分で持ち込んだ小型のイカに変えて、仕掛けを落としてみることに。

そして、落とした仕掛けをあげてみると…
半分に食いちぎられたイカや、
型抜きしたクッキー生地のようにキレイに円形に肉がえぐりとられたイカが
戻ってきました。

この食べ方を見て、頭をよぎったのは、
先日、田中彰さんの本『深海ザメを追え』を読んで知った
クッキーカッター・シャークの異名を持つ「ダルマザメ」。

ダルマザメは、通常1000mよりも深い海にいると言われている、
体長30cmほどの小型の深海ザメ。

生きた獲物の体表に噛み付き、体を回転させることで肉塊を食いちぎり、
型抜きされたクッキーのように半球形に窪んだ傷跡ができます。

イカを常食としていますが、
マグロ、クジラ、イルカなどにこういった傷がある場合は、
このダルマザメが犯人。

正直、ダルマザメが、この海域にいるかは分かりません。

でも、近縁種がいる可能性は十分に考えられます。

そう考え、最後の一流しは、
仕掛けについている5本のハリ全てに、
小型のイカをエサとしてつけて、落としました!!

すると…

ついに深海ザメが?!

DSCN9996

お馴染みの深海魚トウジンが釣れました!

刺身や天ぷらで美味い深海魚です。

ちなみに、トウジンは姿がそっくりな種類が結構います。

頭のとんがりがトウジンよりもちょっと丸みを帯びているのが「テナガダラ」。

20130329_tenagadara

僕はテナガダラは既に釣っています(上の写真)が、
トウジンはまだ釣っていません。

頭がしっかりとんがっていて、頭の下の部分にウロコがあれば、
トウジンと確定できるようです。

今回釣れた魚をチェックしてみるとトウジンだったので1目追加です。

ん?もう一度仕掛けをよく見てみると…

IMGP7099

トウジンと、もう1匹小さい魚がついているぞ?!

IMGP7122

よく見ると20cmほどの手のひらサイズながら、立派にサメの形をした魚!!

20140213_karasuzame

そして、目がエメラルドグリーンに光っています。

暗い深海世界で少しでも光を集めるために、
目の奥にタペタムという反射板をもっているので、
目が光って見えるんです。

これはまさしく深海ザメ!

IMGP7119

この口で、自分の体の半分はあろうかというイカを丸飲みにし、
口にやっと入るサイズの大きなムツ針もしっかり飲み込んでいました。

IMGP7112

肌もしっかりサメ肌です。

IMGP7111

こんなに小さくても姿はサメのフォルム。

カッコイイ!飼いたい…

IMGP7116

余の嬉しさに素手で触ってしまっていますが、
実は背びれにトゲがあって、
うかつに触ると、巻きついてトゲでさしてくるので危険!

…ということを後から知りました。

皆さん、注意してくださいね!

深海ザメの正体は…

で、このサメの正体なんですが…調べてみると…
カラスザメ科カラスザメ属の一種ということまでは分かったんですが、
種の判別は難しく、現在、専門家による判定待ちです。

(※専門家の判定により「カラスザメ」ということが分かりました!)

カラスザメ科のサメは、発光器官を持つことでも知られています。

深い海で泳いでいる生物を下から見ると、
海面からの青みを帯びた光を背景に、影となって見えるため、
カモフラージュのために発光するとも言われているし、
仲間とのコミュニケーション(オスとメスが出会うため)とも言われていますが、
発光については謎も多く、現在研究が進められているところなんだとか。

今回釣れたこの深海ザメも、研究材料として、
三浦半島に研究所を構える某大学に引き取っていいただきました。

ちなみに、図鑑によると、この深海ザメは、
キンメやアコウなどの深場釣りでは、比較的よく釣れる外道らしい…。

比較的よく釣れる…?!

いやいや、それでも、この深海バスターズでは、初めて釣れた深海ザメ!!

僕らのモチベーションを上げるのには十分です!!

未知への遭遇にまた一歩近づいた深海バスターズ、
次回こそ「お宝発見」となるのか?今後の活動報告にご期待を!

一緒に深海に挑みたい!という方は、丸十丸までお問い合わせを!

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  • アウトドア遊び人「赤ワイン」として
    アウトドア雑誌やWEBの編集・ライター・フォトグラファー、
    アウトドアイベントのプロデュースを手掛ける。
    FMラジオのディレクターとして
    FMヨコハマのアウトドア番組「The Burn」を
    立ち上げから9年半担当し、アウトドア業界に転身。
    得意ジャンルは、釣り、キャンプ、登山、アウトドア料理。
    多目釣りで今までに240種以上を釣り上げ
    アウトドア雑誌GARVYにて「旬魚大全」連載中。

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