赤ワインです。
相模湾に念願のマグロを釣りに行ってきました!
相模湾でマグロ釣りが熱い!
釣りをしない人にとっては、
相模湾=湘南でマグロが釣れるの?
…と思うかもしれません。
実は、5年ほど前から夏になると、
相模湾に大型のマグロの群れが入ってくるようになり、
ここ数年で、相模湾の定置網でのマグロの漁獲量も増加、
2013年は5年前の約10倍となったそうです。
そうなると、もちろん釣り人たちの間でも話題に。
最近では、夏になると、マグロを狙う週末の遊漁船は予約で一杯。
多くの釣り人がルアーやエサ釣りで、
憧れのマグロを狙っています。
実は、僕も去年、FMヨコハマのアウトドア番組「The Burn」の企画で、
三浦半島・小網代の船宿「丸十丸」で、
マグロを狙いに行きました。
その時にDJの井手くんが釣り上げたキハダマグロが上の写真です。
狙うマグロはキハダ
マグロと言うと、クロマグロ(本マグロ)も釣れますが、
相模湾で主に釣れるのはこのキハダです。
よくキハダマグロと呼ばれますが、正式名称はキハダ。
名前の通りヒレや体側が黄色味を帯びています。
キハダは熱帯から温帯海域に分布していて、
比較的温かい海域を好みますが、
黒潮の流れ次第で、相模湾にもやってきます。
そんな湘南の釣り人の憧れキハダを描いて作ったのが
この大漁旗タオルです。
実は、去年、僕らのマグロ釣りを手伝ってくれた
ルアーメーカー「Nature Boys」のテスター秦さんが
本業がデザイナーで、この大漁旗のデザインをしてくれました。
(※9月上旬に発売予定です。詳しくはコチラをご覧ください)
さて、キハダの当たり年だった2013年ほどではないようですが、
今年も相模湾で20~30kgのキハダが釣れているようです。
8月からは、沖アミ、コマセを使ったエサ釣りも解禁となったので、
僕も狙いに行ってきました。
エサ釣りでマグロを狙う
今回もお世話になったのは、小網代の丸十丸。
普段はマグロ船は出していませんが、
仕立てでマグロをターゲットにすることもできます。
小網代湾を出て1時間弱。
相模湾のど真ん中までやってきました。
平塚から南に行った辺りでしょうか?
右に江ノ島、左に熱海が見えます。
この場所にマグロを狙う多くの遊漁船が集まって、
魚探を探りながら船を走らせたり、
ナブラや鳥山を探したりしています。
ナブラは、大型回遊魚が水面まで小魚を追いかけてバシャバシャと見える状態で、
去年は、ナブラの中でキハダマグロが跳ねているのも見えました。
鳥山は、鳥が小魚を食べようとナブラなどに集まっている状態です。
遊漁船はこの鳥山を見つけると、
一直線にそこに向かい、マグロを狙います。
なので、大漁旗タオルにも鳥山のミズナギドリが描かれています。
ところが、この日は鳥山もナブラも全く見当たらず、
魚群探知機の反応も全くなし。
そんな時に漁船同士の無線で、真鶴沖でマグロが釣れたとの情報が!
この情報にかけてみよう!と、
真鶴沖までさらに1時間…船を走らせると、
そこにもマグロを狙う遊漁船がズラリ…
これだけ船が集まっていても釣れているのはごくわずかで、
魚群探知機の反応も、30~50mに時々ある程度。
オキアミを入れたコマセカゴを沈め、
竿をあおってオキアミを振り出しながら、
マグロの回遊を待ちます。
…が、待てども待てどもアタリはなし。
潮の流れや海の状況、小魚の動き…など
いろいろな状況に左右されて、
どこにいるかは、その日しだいのマグロ。
今回は、残念ながら出会うことができず、船中でアタリ0。
大漁旗を掲げて帰港…ということにはなりませんでした。
この夏、またリベンジしたいと思います!
丸十丸では、マグロ狙いの仕立て船も受け付けているので、
ぜひチャレンジしてみてください。
道具をそろえるのが大変なマグロ釣りですが、
丸十丸では、道具のレンタルもありますよ。