赤ワインです。
スキレットでタルトタタン(もどき)を作ったら
美味しかったので紹介します!
タルトタタンは、
大きく切ったリンゴをバターと砂糖でカラメル化するまで煮て、
上にパイやケーキを乗せて焼き、食べる時はそれをひっくりかえしたデザートです。
1880年頃にフランスのタタン姉妹が、
アップルパイを作ろうとして、リンゴを煮ていたら間違って煮過ぎ、
それでもあきらめずにパイ皮を上に乗せて焼き、
ひっくり返して食べてみたら美味しかった
…という失敗がもとで生まれたデザートだという説が有力です。
失敗にもめげずに作ったら美味しくできたというエピソードがいいですよね。
実は、失敗から生まれたわりに、
このケーキを作るのは難しい!!
僕もこれまでに何度か失敗していて…
この時は、リンゴから水分が出過ぎてしまい、
思ったように砂糖がカラメル化しませんでした。
そして、この失敗から、作り方を研究して、
リンゴの水分が出ないように、まず先にリンゴだけで煮ておいて、
煮たリンゴをカラメル化させるレシピに変えました。
で、やっとブログに載せられるクオリティのものができあがったので、
紹介したいと思います。
もっといいやり方知ってるよ!と言う方はぜひ教えてください!
それでは、作り方です。
タルトタタンもどきの作り方
1)
ホットケーキミックス150gに、
全卵1個、牛乳100cc、お好みでバニラエッセンスや砂糖を加えて、
混ぜ合わせ、寝かせておきます。
2)
リンゴ(紅玉)1個を16枚に切り、
スキレットにリンゴが半分くらいひたる水、砂糖大さじ4を入れて、
リンゴを煮ます。
リンゴに火が通ればOKなので、
煮過ぎて柔らかくなり過ぎないように注意してください。
リンゴを取り出して、煮汁を捨てます。
3)
ここからは火加減が重要で、自分は何度か失敗しながら学びました。
まずスキレットに、グラニュー糖50g、無塩バター20gを入れ、
強火にかけます。
バターが溶けて、砂糖が浮いてきたら、
混ぜないで揺すりながら全体が薄いカラメル色になるようにします。
薄いカラメル色になったら、弱火にして、
その上に先ほど煮たリンゴをきれいに、でも素早く並べます。
(お好みで上からシナモンパウダーをふりかけてもOK)
だんだん砂糖の色が濃くなってくるので、濃いカラメル色になったら、
上からホットケーキ生地を流し入れ、へらで均一にならします。
フタをして、弱火で10分ほど。
生地が十分に膨らんで、竹串を刺して生地がついてこなければ完成。
大きめのお皿をのせて、ひっくり返して、召し上がってください!
あらかじめ煮リンゴを作って持っていけば簡単にできるので、
キャンプの朝ごはんにもいいですね!