赤ワインのアウトドア日記

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多目釣り(釣行記)

本牧でドチザメ釣り!

更新日:

赤ワインです。

サメを釣りに行ってきました!

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場所は、なんとファミリー釣り客でにぎわう「本牧海釣り施設」です!

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本牧海釣り施設でサメが釣れる?!

本牧海釣り施設と言えば、
横浜市街からも近くてアクセスが良く、
ファミリーに人気の釣り公園。

水深があって潮通しもよく、
周辺に魚礁が埋められているので、
イワシ、スズキ、クロダイ、メバル…などなど年間を通じて魚が豊富な場所です。

アジなどを狙う遊漁船が本牧海釣り施設の近くまで
やってくることがあるほど。

もちろん僕も過去に何度も釣りに来ていて、
ここで開催されたシーバス釣りの大会に参加したり、
サバ、カサゴ、イワシ、メジナ、マタナゴ、ヒトデなどを釣ったことがあります。

「本牧海釣り施設で、ドチザメが釣れた」
…という話は聞いたことがありましたが、
僕は今まで釣れたことはありませんでした。

そんな本牧海釣り施設で、
子供たちがサビキでイワシを釣っているすぐ隣で、
1mを超えるドチザメが狙える…と教えてくれたのは、
いつも一緒に釣りに行っている高校生アングラー西野勇馬くん。

今回は、西野勇馬くんが案内人となって、
このドチザメ釣りの雑誌取材が行われるということで、
僕もお邪魔させてもらうことになりました。

お会いしたかった先生ともご一緒!

今回の取材は、
フィッシングライターの西野弘章さんが監修している分冊百科
週刊 日本の魚釣り」。

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164号では「東京海底谷の深海釣り」が特集されていたので、
僕も読ませていただきまして、このブログでも紹介しました。

僕がこの深海釣りの記事を読んでワクワクしたように、
今回のドチザメ釣りの記事を読んだ人がワクワクしてもらえるように、
お手伝いできればと思うわけです。

今回の取材では、西野勇馬くんのサポートのもと、
現役女子高生アングラーの斉藤祐佳ちゃん、
そして、魚類研究家で東京海洋大学客員教授の奥山文弥先生
ドチザメ釣りにチャレンジします。

奥山文弥先生は、
東京海洋大学でフィッシングカレッジを主宰されていたり、
異色のサケ漫画「CRIMSONS 紅き航海者たち」の監修をされていたり、
クラーク高校のフィッシングゼミを担当されたりしています。

僕は以前から奥山先生のブログを愛読させていただいているのですが、
釣りや魚に関する探究心と、
釣りを通した生徒たちとの接し方に感銘を受けていまして、
今回お会いできるのを楽しみにしていました。

実は、奥山先生は僕が担当してたFMヨコハマのアウトドア番組
「The Burn」にメールを送ってくれたこともあるそうで、
僕はそれに気づかず、OAで紹介しなかったようです(笑)

ちなみに、斉藤祐佳ちゃんは、
クラーク高校の生徒で、奥山先生の教え子です。

とてもピュアな澄んだ目をした女の子で、
シャイなようであまりお話はできなかったんですが、
話はせずとも、釣り人同士、
釣りがとても好きなのはヒシヒシと伝わってきました。

いよいよドチザメ釣り取材スタート

本牧海釣り施設の冬季のオープン時間は朝7時。

オープン30分前に着くと、小雨がパラパラ。

取材が行われた12月27日(金)は、学生の冬休み期間なので
人が多いことも予想していましたが、
この小雨のおかげで?早朝から並んでいる人はわずか。

周りのお客さんとの距離が広くとれるのでドチザメ釣りには好都合です。

オープンと同時に、西野勇馬くんの案内で、
ドチザメがよく釣れるというポイントへ。

各自、仕掛けやエサの準備です。

仕掛けやエサ、釣り方に関する詳しい情報は、
「週刊 日本の魚釣り」の記事を楽しみにしていただくとして、
簡単に言うと、サバの切り身をエサに使ったブッコミ釣りです。

勇馬くんが、エサの魚を手際よくさばきます。

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奥山先生「ユウカは魚をさばいたことないだろう?練習してみれば?」

ユウカちゃん「…」

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取材で皆が見ているところで、
初めてのことにチャレンジできるほど、
器用じゃないんだよね。

分かるわー、その気持ち。

なんかいつかの自分を見ているような気持ちになりました。

いよいよ釣りスタート!

さて、準備が整ってさっそく釣りを始めると、
潮が効いていないのか、
周りにコマセを撒いている人がいないから魚が寄ってこないのか、
まったくアタリがない!

仕掛けをあげてみると…エサはそのまま残っている。

この状態が1時間は続いたでしょうか。

周りでイワシが釣れだしたころ、静寂を破ったのは…

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ユウカちゃん!

現役女子高生ということで、
「キャー!!キター!!」というノリを期待しますが、
そういうのは全くなく、黙々とファイト。

ユウカちゃんだとそうは見えないんですが…
実は10kg級のドチザメとファイト中です。

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西野勇馬くんが玉網を用意して…

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すくい上げました!!

さすがタマゾンこと多摩川で大物に慣れているユウカちゃん、
見事一番乗りでドチザメをキャッチです。

このドチザメをきっかけに…

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僕の竿にもヒット!!

見てください、この竿の曲がりっぷり。

光栄なことに、奥山先生が玉網ですくってくれて、
上がってきたのは、10kg弱のドチザメでした。

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見てください!

水族館ではよく「タッチプール」で
サメ肌を触れるドチザメですが、この大きさになるとなかなかの迫力。

この大きさのサメがこんな身近で狙って釣れるのは意外です。

ご存じの通り、サメは原始的な魚で、背骨が軟骨でできているので、
腹筋?を使ってすごい体を反らせるんですよ。

こうやって持っている間も決して油断はできません。

サメはほんとカッコイイですよね!

そして、エサをサバからイカに変えると…

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6kg級のアカエイもヒット!!

さらに…

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奥山先生も勇馬くんもドチザメを釣って、
4人で合計ドチザメ6本、アカエイ2本。

無事取材成立となりました!

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今回の取材が記事になった際にはまたお知らせしますので
ぜひ読んで、ドチザメ釣りをやってみたくなったら、
僕にお声掛けください!

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