赤ワインです。
身近で大物とのファイトが楽しみたければ、やっぱりサメですよ!
こんなドチザメ、いや、もっと大きなドチザメを釣りたくて、
横浜の本牧海釣り施設へと行ってきました。
この写真は、去年2013年12月に本牧海釣り施設で釣ったドチザメです。
(釣った時のレポートは、こちらの記事をご覧ください)
ドチザメ釣りの魅力
釣りの魅力と言うと、多くの方が上げるのが…
自然の中で遊ぶ楽しさ、生きた魚と触れ合える楽しさ、
釣った魚を食べる楽しさ…などですよね。
ドチザメ釣りには食べる楽しみはほとんどありませんが、そのかわり…
全てを忘れて大きな魚とのファイトに熱中する楽しさ…
釣れたサメのフォルムのカッコ良さを眺める楽しさもあります(笑)
スポーツカーや戦闘機がかっこいいように、サメはカッコイイのです。
大きなサメを釣りながら、自分も大きな少年に戻ったような気持ちになれます。
そんなサメの中でも、身近なサメの1つがドチザメ。
比較的水深の浅いところを好む沿岸性のサメで、
日本の沿岸ならだいたいどこにでもいて、
堤防や海釣り公園、磯などでサメが釣れたというとこのドチザメが多いと思います。
成長すると体長1.5mくらいにまでなりますが、
小さいサイズは水族館のタッチプールでもお馴染みなほど大人しいサメです。
釣り場は本牧海釣り施設
このドチザメがよく釣れる!と一部のマニアで話題なのが
横浜市にある本牧海釣り施設です。
横浜の中心部からも近く、週末ともなると多くのファミリー客で賑わうこの場所で
ドチザメが釣れてしまうというのはちょっと意外ですよね。
ちなみに、慣れないうちはサメがかかって泳ぎ回ると、
周りの釣り人に迷惑をかけることもあるので、
スペースに余裕がある平日に行ってみることをお勧めします。
ポイントは、沖桟橋ですが、旧護岸でも釣れているようです。
僕が釣りに行ったのは、ゴールデンウィーク前半の4月29日(祝)。
沖桟橋は、サビキでイワシを狙うファミリーがビッシリだったので、
空いている旧護岸で狙うことにしました。
ドチザメの釣り方
ドチザメ釣りに使うタックルや仕掛けですが、
基本的には、(キスやカレイなどを狙う)投げ釣りを大物対応にした感じです。
まずタックルは…
粘りのある投げ竿や磯竿。
投げ竿ならオモリ25号~30号に対応する竿、
磯竿なら4号~5号の硬めのもの。
リールは、中型~大型のスピニングリールまたは…
中型の両軸リール。
本牧海釣り施設の場合は、遠投する必要はないので
パワーのある両軸リールをセレクトして、
ナイロン12号くらいの太めのラインを巻き、
強引に巻き上げるのが、個人的なオススメ。
船用のシイラロッドでも対応できますが、
ラインはPE4号~6号の太目に変えておきましょう。
仕掛けは、投げ釣りと変わりありません。
ジェット天秤25号~30号を使い、ハリスは、ナイロン16号で50cmくらい。
ハリは、ムツ針などのネムリバリ(ハリ先が内側に曲がったハリで飲みこまれにくい)。
太くて大きいものを選んでおけば間違いないでしょう。
餌は、サバやイカの切り身がモチがよくオススメ。
あとは、シロギス狙いの投げ釣りと同じように、
ちょい投げをして手持ちで少しずつエサを動かしながら誘ってくればOK!
そうそう、釣れた時のために忘れてはいけないのは、
柄の長さが5m、枠は最低60cmの「玉網(ネット)」。
ドチザメは軽く10kgを超えるので、ごぼう抜きにはできません。
ネットが必需品です。
もっと詳しい情報は、「週刊日本の魚釣り」182号に特集されています。
僕もモデルとして出演しているので、ぜひ読んでみてください。
書店にはあまり置いていないので、amazonで買うことをお勧めします。
ドチザメの釣果は…
さて、4月29日(祝)本牧海釣り施設での釣果ですが…
まったくアタリもなく…
やっとアタリが!…と思ったら、根掛かり!?
いや、重いけど動くぞ!?
サメじゃなくて、アカエイか!?
あげてみたら…誰かが落とした水汲みバケツでした。
…というわけで、この日はドチザメの顔を見れませんでしたが、
1年中チャンスはあります。
興味のある方はチャレンジしてみてください!