生きる化石ラブカ…の遠い親戚が釣れた?!深海バスターズ9レポート| 赤ワインのアウトドア日記

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生きる化石ラブカ…の遠い親戚が釣れた?!深海バスターズ9レポート

公開日: : 深海バスターズ

赤ワインです。

古代種・希少種の深海サメなどを狙って深海釣りに挑んでいる「深海バスターズ」。

9回目のチャレンジでは、生きる化石とも言われるラブカ
…の遠い親戚を釣り上げ、目標に一歩近づきました!

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普通の釣りじゃ飽き足らない!深海で変わった生き物を釣りたい!

その一心で挑んでいるロマンあふれるプロジェクト
「深海バスターズ」のレポート第9弾です!

深海バスターズとは…

三浦半島の先端、城ケ島のすぐ南には、
水深1000mにもなる「東京海底谷」と言われる深海生物の楽園があり、
ゴブリンシャークの異名をもつミツクリザメを始め様々な深海ザメが棲んでいるという。

この東京海底谷で、
「古代魚や希少種、さらには新種の魚を釣ろう!」とチャレンジしているのが、
FMヨコハマのアウトドア番組「ザバーン」の企画「深海バスターズ」です。

番組の企画で、「100目釣り」、「200目釣り」にチャレンジするうちに
「もっとたくさんの魚と出会いたい!」と思うようになったDJ井手大介と僕が中心になって、
小網代の船宿「丸十丸」小菅船長の協力のもと、
まだ釣り人があまり手を出していない「東京海底谷」での釣りに挑んでいます。

これまで8回行ってきた深海バスターズでは、
古代種・希少種とまではいかないものの、
念願の深海ザメ「カラスザメ」「フトツノザメ」「ヘラツノザメ」を釣り上げました。

※東京海底谷の場所、使用する道具、今までの釣果などは
コチラから過去のレポートをご覧ください。

深海バスターズ9回目の出撃!

9回目の出撃は、雲一つない快晴の12月15日。

実に7か月ぶりの深海バスターズです。

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三浦半島小網代湾の船宿「丸十丸」に集結したメンバーは、
ぼく赤ワインのほか、ザバーンDJの井手大介、ディレクター辰巳健太郎、
AD大塚眞司、そしてザバーンでのメンバー募集の呼びかけに応じて参加してくれたリスナー代表の小山哲司さん。

寒い時期は海水温が下がって深海との水温差が小さくなるので、
普段はかなり深い場所にいる深海魚が比較的浅いところまで来ている可能性があります。

念願のミツクリザメ、ラブカを釣り上げるチャンスです!

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ちなみに、深海バスターズでは使うエサも試行錯誤の繰り返し。

今までにサバ、イワシ、イカ、クジラなどを使ってきましたが、
今回は小菅船長の提案でカツオのハラモをエサに使ってみることになりました。

果たして釣果はいかに!?

東京海底谷へ!いざ出航!

この日、丸十丸の小菅裕二船長が最初に選んだポイントは相模湾の長井沖。

1年ほど前、海底に設置されたカニ漁の刺し網でミツクリザメが一度に11匹も捕獲された場所です。

水深は200~300mで、深海世界への入り口といったところ。

このポイントで最初に当たりがあったのは、ぼく。

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小さいアタリだったのでしばらく追い食いを待っていると、
竿をグイッと引き込む大きなアタリ!

慎重に手で巻きはじめると、重さが手に伝わってきます。

しかし、5mほど巻いたところでフッと軽くなってしまいました。

仕掛けを上げてみると、ハリスが鋭い歯で切られていました。

どうやら最初にかかった小さい魚に大きな魚が襲い掛かって、ハリスを切って飲み込んだようです。

もしかしたら深海ザメの仕業かもしれない。まさかミツクリザメ?

海底までたった200mしか離れていないのに、
そこで起こっていることは想像をすることしかできません。

まるで未知の世界で、夢は膨らむばかり。

通算4種目の深海ザメ「エドアブラザメ」

続いて、釣り場を少し南へ移して諸磯沖。

しばらく流してから小菅船長から「下から10mに群れの反応でてるよ!」との声。

これにいち早く反応したのがザバーンDJの井手くん。

底を取り直して10m巻き上げて止めた瞬間にゴンゴン!と明確なアタリが。

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美味しい金目鯛ゲット!?

そう思って電動でゆっくりと巻いてくると水面に現れたのは…

「サメだ!」。

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体長1mほどの小型のサメだったので、
そのままゴボウ抜きで船にあげてみると、今までに見たことのない姿のサメ。

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体長は1mくらいですがスリムな体型なので小型に見えます。

小型と言っても、櫛状の鋭い歯を持っていて、
ネコ掴みをすると体を反らせて鋭い歯で噛みつこうとしてきます。

サメの鋭い歯で切られないように、今回は自作の極太ナイロンライン仕掛けを用意した井手くん。

その甲斐があって、この鋭い歯でラインを切られることなく釣り上げました!

まるで蛇のような怖い顔をしていますが、目は綺麗なエメラルドグリーン。

今まで釣った他の深海ザメと同じように、
光の少ない深海で少しでも光を集めるため目にはタペタムという反射板があるんですね。

図鑑で調べてみると、エドアブラザメだということが分かりました。

エドアブラザメは、生きた化石と言われるラブカと同じカグラザメ目の深海ザメです。

カグラザメ目はサメの中でも原始的なグループ。

現生のほとんどのサメは鰓裂が5対なのに対して、
エドアブラザメは現生のサメの中で最も多い7対あるなど、
古代サメの特徴を残しています。
(ちなみにラブカは6対。)

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名前の通り、東京湾には比較的多い深海ザメですが、
相模湾での捕獲例はそれほど多くないそうです。

ギンメダイで1目追加!

深海バスターズ通算4種目となる深海ザメが釣れたことで、
メンバーのテンションは一気に上がりましたが、
これ以降アタリは遠ざかってしまいました。

新しいポイントをいくつか攻めてみたものの、
深海ザメはもちろん美味しい深海魚たちに出会うこともなく、
この日のバスターズは終了となりました。

ちなみに、僕はギンメダイを釣って久しぶりに1目追加となりました。

20141215_ginmedai_480

このギンメダイは、あの美味しい深海魚キンメダイと名前こそ似ていますが、
全く違う魚で、深海魚にしては珍しくあまり美味しくないようです。

でも、おひげがあって愛嬌がありますよね。

今回釣れたエドアブラザメとギンメダイは、扱いに細心の注意を払い、
生きたまま港まで持ち帰ることに成功したので、
京急油壺マリンパークに提供しました。

が、どちらもエサを食べるまでは至らず、残念ながら死んでしまったそうです。

生きた化石ラブカの「遠い親戚」とも言えるエドアブラザメを釣り上げたことで、
ラブカにも一歩近づいた気がしているバスターズ。

次回こそ「お宝発見」となるのか?今後の活動報告にご期待を!

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  • アウトドア遊び人「赤ワイン」として
    アウトドア雑誌やWEBの編集・ライター・フォトグラファー、
    アウトドアイベントのプロデュースを手掛ける。
    FMラジオのディレクターとして
    FMヨコハマのアウトドア番組「The Burn」を
    立ち上げから9年半担当し、アウトドア業界に転身。
    得意ジャンルは、釣り、キャンプ、登山、アウトドア料理。
    多目釣りで今までに240種以上を釣り上げ
    アウトドア雑誌GARVYにて「旬魚大全」連載中。

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