赤ワインです。
ヒラメ、オニカサゴ、深海魚…
釣った魚で盛大にパーティーを開催しました!
会場は、ニジマス釣り&イタリアンワークショップでお世話になった
渋谷の人気カフェ「benci」。
通算240魚種を釣った僕:赤ワインが
このパーティー参加者のためだけに釣りに行き、
釣れたての新鮮な魚を三田シェフが料理するというスペシャルパーティーです!
釣った魚を楽しむ料理パーティー開催の趣旨
なぜこのパーティーを企画したのかと言えば…
せっかく美味しい魚を釣っても、いつも自分だけで食べているのはもったいない!
もっと多くの人と、釣りの楽しさや、釣った魚を食べる楽しみを共有したい!
そんな思いからでした。
そして、もう1つ。
僕を含めて釣り人の皆さんは、
釣りに行くたびに奥さんや彼女に「また釣りに行くの?」と、
あきれ気味、または怒り気味に言われ、肩身が狭い思いをしていると思います。
そんな釣り人(僕も含めて)に対する風当たりが少しでもよくなれば…
という願いもあって開催するパーティーです。
このパーティーに参加した女性が、
釣った魚を食べる楽しみに気づいてくれれば、
「彼氏、釣りやるんだ?美味しい魚が食べられて羨ましい!今度私にも分けて~」
みたいなことになるかもしれません。
いや、ぜひなってほしい…。
そのためには、アジ、サバなど身近な魚ではなく、
釣りだからこそ味わえる、美味しい魚を釣ってこなくては!!
パーティー食材調達釣行
パーティー参加者およそ20名分の美味しい魚を釣らなくては…
と、かなりプレッシャーがかかります。
パーティー前々日と前日の2日間、
三浦半島:小網代の船宿「丸十丸」でのヒラメ釣り
湘南片瀬港の「まなぶ丸」でのオニカサゴ釣りを予定しましたが、
天候で船が出ないこともありえるし、釣果に恵まれないこともあります。
そうなったら、最悪、多摩川でテナガエビを釣るか…
築地に…いやいや、そんなサザエさん的展開だけは避けたい。
負けられない戦いがそこにはある。
いや、どちらも海底近くを狙うので、
負けられない戦いが底にはある。
そんな気持ちで臨んで釣り上げた…
この大きさだと市場価格は1万円といったところでしょうか。
1.3kgというビッグサイズが奇跡的に釣れました。
漁ではなかなか獲れないため、市場にはあまり出回らず、
釣り人だけが味わえる最高の味わいです。
このお魚たちがいったいどんな美味しい料理になるのでしょうか?
贅沢なパーティースタート!
この魚たちを渋谷のbenciに持ち込み、パーティーがスタート!
パーティー参加者の皆さんを入り口でお出迎えしたのはオニカサゴ。
今回は、僕の友人や、benciの常連客の皆さんを中心に
20人近くが集まってくれました。
今回は、料理がスペシャルなだけではなく、贅沢なBGMも用意。
クラリネット奏者の今藤哲平さんとバンジョー奏者の大國涼太さんによるデュオが、
ニューオリンズジャズを聴かせてくれます。
三田シェフが腕を振るった料理がビュッフェ形式で次々と出され…
舌鼓を打ちながら、ワインと音楽を楽しみます。
釣った魚が料理に!
パーティーも盛り上がってきたところで、赤ワインが釣ったお魚の料理第一弾が登場!
相模湾の活き締め天然ヒラメのカルパッチョです。
2日寝かしたので、旨味・甘みも増して食べごろになっています。
僕が釣ってきたという証拠写真も一緒に並べています(笑)
そして、入り口に飾られていたオニカサゴもカルパッチョに。
「初めて食べたけど、プリプリしていて美味しいですね!」
…という感想を多く頂きました。
そして、こちらは今日のスペシャルメニュー「深海魚のなめろう」。
こちらは三田シェフではなく、僕が作りました。
前回の深海バスターズで釣れた魚で作ったんですが、
いったいどの深海魚が使われているのか、
深海魚の写真を見て想像しながら食べてもらうという趣向です。
正解は、クロシビカマス。
脂がのっていて美味しい魚なので、
小田原など相模湾の漁師町では昔から人気があるものの、
一般に出回ることはなかなかないお魚です。
キンメダイなど深海を狙う釣りの外道としてよく釣れるので、
釣り人だけが味わえる味です。
ヒラメ、オニカサゴ、クロシビカマス…と、
美味しい魚を味わってもらって、
釣りの楽しさや、釣った魚を食べる楽しさを
パーティー参加者の皆さんには感じて頂けたことかと思います。
今回は20名限定ということで、ブログで告知はしなかったんですが、
次回もっと大きく開催できる時は、ブログ読者の皆さんにも
ぜひ参加していただきたいと思っています。
お楽しみに!